サラゴサが香川の放出検討!?アス紙「興味深いオファーがあれば…」

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

中盤の補強を検討。2番目の高額選手とあって、資金のやり繰り次第では…。

[スペイン2部 18節] サラゴサ – ジローナ /2019年11月30日(日本時間12月1日5:00)/エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダ

 レアル・サラゴサのMF香川真司は18節のジローナFC戦、2試合連続で足の負傷により欠場することが決定的となった。今季14試合2ゴールを記録。しかし最近4試合で2戦欠場し、その2試合でチームが勝利を収めている。

 そうしたなか、サラゴサが来年1月に開く冬のマーケットで、新たな中盤の攻撃的な選手の獲得を検討しているという。ガーナ代表FWラファエル・ドワミーナが心臓の病により戦線から離脱。攻撃面のテコ入れが必須となっている。

『アス』紙によると、そこでクラブはジョージア出身のMFギオルギ・パプナシュヴィリ、ホルヘ・ポンボが冬の移籍マーケットで、サラゴサから離れることを示唆している。獲得資金を確保するためだ。

 2011年6月に破産法により一旦チームが解体されたサラゴサは、その後下部リーグに回り、ファイナンシャル・フェアプレーとの兼ね合いで、選手強化費用も限られている。そのため今季最も高額なドワミーナ、続く香川と、いずれもケガなどで戦力として計算が立たない場合、「放出の選択肢もあり得る」と指摘している。

 もちろん、2021年まで1年+オプション1年の契約を結んでおり、「香川がサラゴサを離れるつもりはまったくない」とも前置きをする。一方、「興味深いオファーがあればすべてが起こり得る」とも記している。つまり、サラゴサが金銭的にかなりひっ迫していることを物語っている。

 さらに地元メディアの『エル・ペリオディカ』は、大々的に「香川は退団することは考えていない」と題したレポートを掲載。「(スペインで)さらに前進しようとしている香川は、クラブから要求された場合のみ1月に離れる」と踏み込んだ内容になっている。 

 記事では「日本人ミッドフィルダーのパフォーマンスは、クラブとファンの期待からはほど遠いものとなっている。彼はここを離れるつもりはない。しかし、状況が大きく変化した場合、クラブからの要求によってその考えを変えることもあるか」などと、伝えている。

 ボルシア・ドルトムントからサラリーの大幅な減額を飲んで、香川はサラゴサに加入した。しかし、とはいえサラゴサにとっては高給とりの一人であり”助っ人”だ。その選手がケガで思うようにプレーできないとなれば……確かにこうした声も挙がってくるか。

 こうした声を消すためには、香川はピッチで結果を残し続けるしかない。サラゴサの背番号23は復活を遂げ、チームを勝利に導くことができるか。可能であれば、今年中にもう一度、あの加入時のような”フィーバー=熱狂”をサラゴサで起こしたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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