香川真司にシント=トロイデンがオファー!アンタルヤスポルと争奪戦に
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アジア戦略を強化へ――。
ギリシャ1部PAOKテッサロニキを昨年12月19日に退団したMF香川真司(KAGAWA Shinji)だが、ベルギー1部リーグのシント=トロイデンVV(STVV)が獲得に向けてオファーを出していることが分かった。さらにトルコ1部アンタルヤスポルも獲得を望んでいて、争奪戦の様相を呈している。
多くの日本人選手を保有するシント=トロイデンだが、鈴木優磨が鹿島アントラーズへ復帰、さらに伊藤達哉も退団濃厚と言われている。
そうしたなか、『フットバル・インターナショナル』ベルギー版が1月4日、「STVVへ香川が向かう」と題して、「元日本代表がシント=トロイデンに移籍するのではないかと言われている」と報じた。そのうえで、STVVは改めてアジア戦略を強化したい意向だと言う。
「Shinji KAGAWA はボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでのキャリアに加え、日本代表として国際Aマッチ97試合に出場するなど、アジアで今も絶大な人気を誇っている。STVVは カガワの加入により、アジアでの新たなビジネス展開も視野に入れられる」
すでにPAOKを退団している香川はフリートランスファーの立場で、どのチームも自由に獲得できる。
1月2日にはトルコの移籍情報を伝えるSNSが、「アンタルヤスポルは、PAOKのユニフォームを最後に着ていた経験豊富な香川真司と接触している。両者は合意に向けて迫っている」と伝えていた。
また、ギリシャメディアは、J1リーグのセレッソ大阪、メジャーリーグサッカー(MLS)が香川獲得を検討していると報じていた。
香川は1989年3月17日生まれ、兵庫県出身、32歳。175センチ・68キロ。これまでのキャリアは、沢池SC ― 野々池中学校 ― FCみやぎバルセロナ ― セレッソ大阪 ― ボルシア・ドルトムント ― マンチェスター・ユナイテッド ― ドルトムント ― ベシクタシュJK ― レアル・サラゴサ ― PAOK。
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[文:サカノワ編集グループ]