世界騒然、エメリ監督解任「鎌田がアーセナルを沈めた!」
フランクフルトの鎌田大地がアーセナル戦で2ゴール!! 長谷部誠も祝福!※鎌田のツイッター(@sagantos24 )より
ヨーロッパリーグ、鎌田2発、長谷部フル出場でフランクフルト逆転勝利。
[EL GS5節] アーセナル 1-2 フランクフルト/2019年11月28日/エミレーツ・スタジアム
ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトの鎌田大地がヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ5節、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFC戦で2ゴールを決めて、2-1の逆転勝利を収めた。長谷部誠もリベロで、鎌田とともにフル出場。翌日、アーセナルのスペイン人指揮官、ウナイ・エメリ監督を解任した。
ピエール・オーバメヤンに先制点を許し0-1とリードされた後半、トップ下で先発した鎌田が覚醒する。
55分、右サイドからのパスを受けると、中央へと一歩ずらす。そして一瞬できたスペースを見逃さず、左足で同点弾を突き刺してみせる。
これで勢いに乗ると、64分、コーナーキックの流れから、鎌田のところに導かれるようにボールがこぼれる。フランクフルトの15番は落ち着いて、今度は右足でミートすると、ボールは詰めてきたダビド・ルイスの足元を抜けて、ゴールネットを揺すった。
フランクフルトが敵地エミレーツで、殊勲の勝利。鎌田がこの日のヒーローとなった。
すると翌日、アーセナルはエメリ監督の解任を発表。フレディ・リュングベリコーチを暫定監督に置くことを発表した。イギリス、ドイツをはじめとする欧州のメディアのみならず、インド紙『The Hindu』も「カマダの2発がアーセナルを沈めた!」と伝えるなど、鎌田の活躍ぶりが世界を駆け巡った。
鎌田は自身のツイッター( アカウントは@sagantos24 )で「長かった。自分と同じくらいチームのみんな待ちわびてくれてたらしい 笑 。ここから再スタート」と、ヨーロッパリーグ初ゴールを静かに喜んだ。
フランクフルトは12月2日、1.FSVマインツ05と対戦する。ブンデスリーガは現在、5勝2分5敗(21得点・18失点)の勝点17で10位。鎌田は11試合出場3アシスト、長谷部誠は10試合出場。
【関連記事】小野伸二、遠藤保仁、中村俊輔と”初共演”長谷部誠が明かした心が整わなかった「日本代表初招集」
[サカノワ編集グループ]