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武藤対吉田実現なるか…「簡単な相手ではない」とセインツ指揮官

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

11位ニューカッスルと18位サウサンプトンが激突。

[プレミアリーグ 16節]ニューカッスル – サウサンプトン/2019年12月8日(日本時間8日23:00開始)/セント・ジェームス・パーク

 イングランド・プレミアリーグ、ニューカッスル・ユナイテッドとサウサンプトンFCが激突する。ニューカッスルの武藤嘉紀とセインツの吉田麻也の対戦なるか――。

 セインツは前節、残留を争うノリッジ・シティに2-1で勝利し、チャンピォンシップ(実質2部相当)降格圏から抜け出し、プレミアリーグ残留圏内の17位に順位を上げた。また直近3試合2勝1分けとチームの調子も上向きになりつつある。

 日本代表DF吉田麻也は前節85分から途中出場を果たし、堅実な守備でチームの勝利に貢献した。チームは1週間で3試合目と過密日程が続くなか、果たして6試合ぶりの先発出場なるか。

 サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は記者会見で「直近の結果は我々にとって重要」と語った。

「直近の結果というのは我々にとって重要なものだと思います。最近のプレミアリーグを見ていると、継続的に勝点を取ることが大切になってきています。今シーズンのプレミアリーグも簡単ではないですし、より競争が激しくなっています。そんななかでニューカッスル戦は勝点を取るチャンスだと思っています」

 また相手のニューカッスルの戦術にも「今までとは戦術が異なってくる」と警戒した。

「ニューカッスルはボールを持つ崩そうとするチームではない。ただ守備が固く、カウンターも非常に鋭い。これまでは相手の後方でのビルドアップにプレスをかけ、ボールを奪ってチャンスを作る形で、これまでシーズン全体で私たちのタックル数は1位を記録しているはずです。しかしニューカッスルはブロックを引いてくるものの、今までとは異なるチーム。私たちの戦術も異なってきます」

 今まではプレスをかけてボール奪取からのカウンターでチャンスを作っていたが、ブロックを敷いてくる相手に今までとは違う戦術を取らなければならないと語っていた。

 吉田は今季リーグ戦8試合(562分)に出場。また、ニューカッスルの武藤はこれまで5試合(101分)に出場。9月29日の7節レスター・シティFC戦(●0-5)から出場機会を得られずにいる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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