【磐田】川又堅碁が退団「サッカー人生初の0円提示にショックと不甲斐なさにがっかり」
磐田の川又堅碁。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
中村俊輔とともに2017年に加入、6位躍進に導く。
ジュビロ磐田は12月9日、FW川又堅碁が契約満了に伴い、2020シーズンの契約を更新しないと発表した。闘志を全面に押し出しゴールに立ち向かっていったストライカーが、2017シーズンから3年間戦ったクラブを退団することになる。
川又は1989年10月14日生まれ、愛媛県出身、30歳。184センチ・76キロ。これまでのサッカー歴は、小松高校―アルビレックス新潟―グレミオ・カタンドゥベンセ(ブラジル)―新潟―ファジアーノ岡山―新潟―名古屋グランパス―磐田。今シーズンはケガにも苦しみ、リーグ8試合・1得点、天皇杯1試合・0得点。
磐田には名波浩監督のもと、2017シーズンに中村俊輔、高橋祥平、ムサエフらとともに加入。同年は中村とのホットラインを築き、34試合・14ゴールと活躍し、6位躍進に貢献した。J1残留争いに巻き込まれた昨季は31試合・11得点を記録していた。J1通算213試合・70ゴール。日本代表9試合・1得点。
川又は次のようにコメントしている。
「3年間お世話になりました。
今年はケガが続き、チームに貢献できず本当に申し訳なく思っています。
早く怪我を治してチームに戻りたかったのですが、契約満了に伴い、来季の契約はしないという、サッカー人生初の0円提示を受け、ショックと自分の不甲斐なさにがっかりしています。
サポーターの皆様には、本当に勇気をもらいましたし、何も返すことができず去らなければならないことをお詫びします。
まだまだサッカーをやりたいので、これからチームを探し、もう一度元気な姿を必ずお見せします!! ありがとうございました!!」
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[文:サカノワ編集グループ]