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吉田麻也「高さ」必要で先発復帰も?セインツ連敗で「我々にとって厳しい結果」と指揮官

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ウェストハムに0-1で敗れる。次節はアストン・ヴィラ戦。

[プレミアリーグ 17節]サウサンプトン0-1ウェストハム/2019年12月15日/セント・メリーズ・スタジアム

 サウサンプトンFC対ウェストハム・ユナイテッドFCの一戦、ホームチームは前半に先制点を与えてしまい、後半の反撃も及ばず0-1で敗れている。サウサンプトンのDF吉田麻也はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。これで吉田はリーグ戦2試合連続で控えのまま出場機会なし。

 セインツは4勝3分9敗(18得点・36失点)の勝点15で18位となり、チャンピオンシップ(実質2部リーグ)降格圏に沈んだままだ。

 サウサンプトンは37分、セバスティアン・アレーにボレーシュートを叩き込まれて先制点を喫してしまう。後半に選手交代をして前半以上に攻め立てたものの反撃実らず。結局そのまま、0-1で敗れた。セインツはプレミア・リーグ2連敗。

 プレミアリーグ残留を争う大事な試合を落とし、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後のインタビューで「我々にとって厳しい結果だ」と険しい表情で話した。

「我々にとって厳しい結果になってしまいました。

 後半は前半よりもパフォーマンスは良かったと思います。ただ前半は相手がロングボールを多用してきたことでフィジカルバトルに持ち込まれ、守るのが難しい状況に追いやられてしまいました。

 後半には逆転するチャンスを何回か作れたと思いますが、決定力を欠き、それを活かすことができませんでした。

 メンタリティの部分は問題ないですが、最終的に勝点を取るには不十分でした。厳しい状況ですが、シーズンの最後まで戦い続けるしかありません」

 指揮官は後半のパフォーマンスについて一定の評価をしていたものの、守備陣のロングボールの対応に頭を悩ませているようだ。

 そういった課題を鑑みて、チームの流れを変えるためにも次節、高さのある吉田麻也の先発復帰はあるか――。プレミアリーグは年末年始も試合が行われ、サウサンプトンは12月21日、アウェーでアストン・ヴィラFCと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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