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バルセロナ安部裕葵が両足キャノン2得点!「クレのヒーローだ」と地元メディア絶賛

バルセロナBの安部裕葵。(C)FC_BARCELONA (C)FCB

右足強烈ミドル、左足必殺一撃。Bチームに逆転勝利をもたらす。

[セグンダB]バルセロナB 3-1 ラ・ヌシア /2019年12月15日/ヨハン・クライフスタジアム

 実質3部リーグに該当するセグンダBに所属するFCバルセロナBのFW安部裕葵がラ・ヌシア戦、両足で圧巻の2ゴールを奪い、チームの逆転勝利に貢献した。安部はこれでリーグ14試合4ゴール。

 前週のUEFA欧州チャンピオンズリーグ( CS )のグループステージ6節、インテル・ミラノ戦のアウェーゲームには、バルサBから6選手が招集されたものの、安部はメンバー外となった。ただ、その悔しさをも糧に、そしてバルセロナに残って積んできたトレーニングの成果を、このホームのヨハン・クライフスタジアムでの一戦で「結果」として見せつけた。

 1点リードされて迎えた37分、攻め込んだあとのこぼれ球をペナルティエリアのライン上から右足でねじ込み同点に! さらに54分、スルーパスを受けたあと、こちらもペナルティエリアから左足を振り抜き、圧巻の一撃を突き刺した。

 チームはさらに1点を追加して、3-1の快勝に。最近は10試合負けなしで、5位に浮上している。

 地元メディアの『バベル』は「クレ(バルサBの愛称)のヒーローだ!」と安部を絶賛。「バルセロナBでの絶え間ない連携から、リキ・プッチのパスから2点目を奪取。日本人選手がヨハン・クライフで記憶に刻むゲームをした」と、評価している。

 安部はこれで14試合2ゴール。チームは勝点29で5位に順位を伸ばしている。

 12月28日に長崎県(トランスコスモススタジアム長崎)で開催されるキリンチャレンジカップのU-22日本代表対U-22ジャマイカ代表戦、安部はこの東京オリンピックを目指す日本代表チームのメンバーに選ばれており、久々に”凱旋”する。

 すっかりバルセロナのユニフォーム姿もいたについてきた。インパクト十分な活躍ぶりだった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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