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【J1参入決定戦】外国籍選手枠はJ2規定、ACL組に配慮。「不公平」の声に原副理事長が解説「例えば浦和がクラブW杯に出ていたら―」

「国立競技場」開催が妥当か。使えない場合、あるいは球技場優先にしたい場合は?

6年ぶりのJ1昇格ならず……。肩を落とす徳島の選手たち。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

 ACL出場チームとそれ以外のチームでは、「16位」になるまでのプロセスも異なる。そういった点も、できれば考慮したいところだ。

 90分引き分けの場合、J1チームが残留する、という規定を残す。そのうえで――。

・中立地「国立競技場」開催

・国立が使えない場合は――複数候補から後日決定(J1残留を早々に決めたクラブのスタジアムから「中立地」を決定?)

・思い切って、J2を勝ち上がってきたチームのホームゲーム開催にする

・ただしJ1・16位チームがACL出場組であれば、そのチームのホームゲーム

 または、J1ホームゲーム開催を優先するのであれば、延長戦まで実施する、あるいはPK戦まで実施する?

 そのあたりが案になってくるだろうか。

 原副理事長の説明で、現状の参入決定戦もJリーグのトップ・オブ・トップを拮抗させたいという狙いを実現させる意味では、バランスが取れていることも分かった。また、確かにACL出場組が、今季を含め、これまで痛い目にあってきている実情も認識できる。ただ一方、シチュエーション的に”J1・16位チームが勝って当たり前”の決定戦をする必要があるのだろうか? という声も多いだけに、動向を見守りたいところだ。

 2020シーズンのJ1参入プレーオフは、参加チームは引き続き5チームになる。J1・16位チームが入れ替え戦に回り、J2の3位から6位が2回戦制のプレーオフに回る。ただ、”最終決戦”となるJ1参入決定戦の開催については「詳細未定」となっている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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