【移籍情報】登り竜、永井龍が広島に完全移籍「『どうだ!凄いだろ!これがアルウィンだぞ!』 皆さんの声援はサッカー人生の宝物」
松本から広島への加入が決定したFW永井龍。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
松本のJ1復帰に貢献、今季リーグ戦3ゴール。レアンドロ・ペレイラもレンタル延長。
サンフレッチェ広島は12月26日、松本山雅FCのFW永井龍を完全移籍で獲得したと発表した。
永井は1991年5月23日生まれ、28歳。兵庫県出身。180センチ・73キロ。B型。
これまでのキャリアは、セレッソ大阪U-18 ― C大阪 ― パースグローリーFC(オーストラリア1部/期限付き移籍) ― C大阪 ― 大分トリニータ(期限付き移籍)― C大阪 ― V・ファーレン長崎 ― 名古屋グランパス ― 松本 ― 広島。
2019年は松本でJ1リーグ27試合・3得点。これまでの通算成績は、J1リーグ73試合・6得点、J2リーグ98試合・28得点、Aリーグ26試合・4得点。
永井は広島の広報部を通じて、次ようにコメントしている。
「サンフレッチェ広島に関わる全ての皆さま。 初めまして、永井龍です。
サンフレッチェ広島というチームの一員になれたことをとても光栄に思います。
1試合でも多く試合に出て、1点でも多くゴールを取り、チームの勝利に貢献できるように努力します。 よろしくお願いします」
また、松本の公式サイトでは、次のようにファンにあいさつをしている。
「2年間という短い期間でしたが、松本山雅FCのチーム、スタッフ、チームメイト、クラブを支えていただいている皆様、そしてサポーターには感謝しかありません。
ホーム・アルウィンでの試合の時は、相手チームに対して、『どうだ!凄いだろ!これがアルウィンだぞ!』 と毎試合胸を張って誇れるスタジアムの雰囲気、力強い声援でした。
世界に誇れるものだと自分は思います。
そんなアルウィンを味方にし、皆様の声援に背中押されプレーできた2年間は本当に幸せでしたし、自分のサッカー人生の宝物です。
一生忘れません。 本当にありがとうございました」
その言葉通り、アルウィンの声援を受けて登り竜となって2018年はJ1昇格に貢献するなど、松本でインパクトを残して復活を果たした。
今度は広島で、日本一の頂点を目指す。
また、広島は松本から期限付き移籍でプレーしていたFWレアンドロ・ペレイラが、来季もレンタル延長されることになった。
[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Ryo NAGAI of MATSUMOTO yamaga FC to complete full transfer to Sanfrecce HIROSHIMA.