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降格危機のブレーメン。エース大迫勇也にマネジャー「プレッシャーをかけていく」

大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ストライカーの巻き返しへ期待!ドイツ『ビルド』紙が報じる。

 ドイツ紙『ビルド』は1月6日、ウインターブレイク中のブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンに関するレポートを掲載。17位と低迷する名門について、「ヴェルダーのバウマンが大迫にプレッシャーをかける」と題し、ブレーメンのOBでありマネジャーを務めるフランク・バウマンが日本代表FW大迫勇也の奮起に期待していると報じた。

 記事では、これまで12試合4得点・1アシストを記録しているものの、負傷による欠場期間があった大迫について、「前半戦の失望の一つが大迫だった。(昨季エースの)マックス・クルーゼに代わるエースとして期待されたが、それを裏切る結果となっている。そんな大迫にヴェルダーのマネジャーがプレッシャーをかけている」と伝える。

 そしてバウマンは次のように語る。

「勇也はコンディションを整えなければならない。自身の能力を引き出すために、できうるあらゆることをしなければなりません」

 大迫はシーズン開幕のリーグ3試合で3ゴールとインパクトを残した。それだけに、その後のパフォーマンスが残念だったという。「シーズン当初、とてもいい印象を与えました。彼が良い時、どれだけチームにとって重要な存在であるかを私たちは知っています」と、バウマンは日本代表のエースの巻き返しに大きな期待を寄せている。

 一方、移動の際、飛行場で大迫が一人でポツンといる光景があり「恥ずかしがりやのアタッカーは、孤独にみえることがある」とも心配。ワールドカップ2大会に出場するなど経験豊富な「リーダー」として、29歳の大迫の巻き返しが待望される。

 ブレーメンはこれまでリーグ3勝5分9敗(23得点・41失点)で18チーム中17位、2部リーグへの自動降格圏にいる。チームはこのあと1月12日(日本時間:同日21時)に親善試合でハノーファー96と対戦、そして18日(同:23時30分)にリーグ18節のアウェーでのフォルトゥナ・ドゥッセルドルフ戦で後半戦がスタートを切る。

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[文:サカノワ編集グループ]

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