18年目に突入、豊田陽平が契約更新!「サガン鳥栖の父」命日に
鳥栖の豊田陽平。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
J1通算100ゴールも視野。「名誉ある特別な日に、 誠に恐縮ではございますが契約更新の発表をさせていただけること、幸甚の至りです」
サガン鳥栖は1月7日、元日本代表FW豊田陽平と2020シーズンの契約を更新したと発表した。
豊田は1985年4月11日生まれ、石川県出身、34歳。 185センチ・79キロ。これまでのキャリアは、星稜高 ― 名古屋グランパスエイト ― モンテディオ山形 ― 名古屋 ― 山形 ― 名古屋 ― 京都サンガF.C. ― 鳥栖 ― 蔚山現代FC(韓国) ― 鳥栖。
2019シーズンの成績は、J1リーグ26試合・4得点、ルヴァンカップ3試合・0得点、天皇杯4試合・2得点。 J1通算記録は252試合・94得点。通算100ゴールも視野に入る。日本代表8試合・1得点。
豊田は次のようにコメントしている。
「サガン鳥栖に関わるすべての方々が大切にしている名誉ある特別な日に、 誠に恐縮ではございますが契約更新の発表をさせていただけること、幸甚の至りです。
20年という月日が流れようと、選手が入れ替わろうと決して忘れることはありません。
あらためて故坂田道孝先生へ心から感謝し、不退転の覚悟で臨みたいと思います」
坂田氏は鳥栖フューチャーズとサガン鳥栖の設立に尽力した「サガン鳥栖の父」。2000年1月7日が命日だった。54歳だった。
2004年に名古屋に加入した豊田は、2020年、プロ18シーズン目を迎える。北京オリンピック世代の選手が次第に一線から退くなか、むしろ改めて存在感を増しつつある。
鳥栖のシンボルでもある豊田が東京オリンピックイヤー、さらなる活躍を誓う――。
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[文:サカノワ編集グループ]