【Jの輪】不撓不屈のFC東京GK林彰洋が登場!大ケガの手術からちょうど1年、前向きにリハビリに取り組む
FC東京の林彰洋。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
鳥栖時代の同僚、前札幌の早坂氏「何よりとても努力家。まだまだいろんなチャンスがある」。
現役JリーガーがJリーガーの友達を紹介するリレー企画「Jの輪」。昨季限りで引退した北海道コンサドーレ札幌の早坂良太氏から紹介を受けていたのがFC東京の林彰洋だった。その林がつなげる友人は誰か――。林の「Jの輪」は2日夕方にアップします!
林が右膝前十字靭帯損傷、外側半月板損傷の重傷を負い、手術を受けたのが今からちょうど1年前の12月1日だった。
そしてコロナ禍での様々な制約があるなか、これまでリハビリに努めてきたTOKYOの守護神は、ツイッター(@hayashi_akihir0)で“前向き”に取り組むリハビリ生活を日々レポートしてきた。
段階を踏みセービングなどのトレーニングをできるまでに至ったが、様々な面での一進一退を続けていることが伝わってくる。
そんな林について、サガン鳥栖時代のチームメイトだった早坂氏はこう語っていた。
「鳥栖では林の高さのお陰で、ロングボールが来れば、キャッチで収めてくれて、必ず一旦落ち着かせられたのはとても大きかったです。
改めてGKは大事なポジションだと思いました。鳥栖と札幌の先輩である新居辰基さんにJ2とJ1の違いを聞いたら、『キーパーだよ!』と言い切っていました。
僕も実際にJ1で戦うようになり、確かにそうだとその言葉を思い出したものです。
得点は運に左右される面もありますが、キーパーによって安定感が変わってくる。すごく大事だと、林を見て僕も強く思いました。
だから林には『そのポテンシャルなんだから、絶対に日本代表へ行けるぞ』と言ってきました。彼は何よりとても努力家で、まだまだいろんなチャンスはあると楽しみにしています」
そして鳥栖がJ1でしっかり戦える力を養ってきた期間について振り返る。
「あの当時、鳥栖にいたメンバーは、みんなが家族のように一体となってやっていました。隣にいるチームメイトが苦しかったら助けようという空気が自然と流れていました。だから一緒にいたメンバーが活躍しているのを見ると嬉しいし、励まされてきました」
良い時もあれば、あまり良くない時もある。隣で苦しんでいる仲間がいれば助けようという空気が自然と流れていた――。林の完全復活を待っている人は、決して少なくない。
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[文:サカノワ編集グループ]