【浦和】「怖い印象があるけど…」レオナルドと伊藤が語った大槻監督のインパクト
浦和に復帰した伊藤涼太郎(左)と新加入のレオナルド(右)。(C)SAKANOWA
「冗談を言うこともあれば、真剣な時もありますね」
浦和レッズの新加入記者会見が1月9日に埼玉スタジアムで行われ、アルビレックス新潟から加わったFWレオナルド、大分トリニータからレンタルバックされたMF伊藤涼太郎が、それぞれ新シーズンに向けた抱負などを語った。
記者会見を終えたあとのメディア対応では、それぞれが大槻毅監督の印象についても語った。
伊藤は2017年途中まで浦和に在籍した間、大槻監督とも接点があった。現在は「親分」としてのイメージが強いが、次のように話していた。
「(2017年まで)浦和にいた間に何度か話をさせていただいて、みんなはけっこう怖い印象を持っているようですが、もちろん僕もそれはありますけど、非常に監督としても、一人の人間としても、非常に素晴らしい方だと思っています。練習の時は集中してやり、一方、練習以外の時はちょっと選手の距離とを縮めたり。そのメリハリがあって、すごくいい監督だと思っています」
一方、こちらは初対面になったレオナルドは、次のように語っていた。
「自分がやろうとしていることを選手に伝える、選手と会話をするタイプの監督だと思います。冗談を言うこともあれば、真剣な時もありますね。一緒に仕事をしやすい監督だなと感じています。この監督といい結果を残したいです」
そのように第一印象を語り、レオナルドも「必ず力になりたい」と伝えたそうだ。
「監督と話をするなかで、まだ僕は若いですが(22歳)『チームに貢献する自信はある』と伝えました。これまでの2シーズン、それは見せてきたつもりです(2018年のJ3ガイナーレ鳥取、2019年のJ2アルビレックス新潟で、それぞれ得点王)。ここでも、そのような形でチームを助けて、貢献したいです。必ず上手くいくと思います」
レオナルドはそのように強調していた。
シーズン開幕からは初めて指揮をとることになる大槻監督のもと、浦和は1月7日に始動。フィジカルと実戦の2部練習も取り入れ、さっそく密度の濃いメニューに取り組んでいる。10日にはファブリシオ、マウリシオのブラジル人選手が合流予定だ。
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[取材・文:塚越 始]