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【浦和】レオナルドが掲げた「目標23得点」の理由。「日本帰化」も視野に入れる

浦和でのFWレオナルド。(C)SAKANOWA

「例えばチャンスがあれば、日本への帰化についても考えている。この浦和で長年活躍したい」

 J1リーグの浦和レッズの新加入記者会見が1月9日に行われ、アルビレックス新潟から加入したFWレオナルド、大分トリニータへの期限付き移籍から復帰したMF伊藤涼太郎の二人が新シーズンに向けた抱負や決意を語った(青森山田高校の武田英寿は高校サッカー選手権に参戦中のため欠席)。

 新加入となるレオナルドは、具体的に「23ゴール」を目標に設定。その理由とともに、将来的な日本帰化への思いも語った。

 ガイナーレ鳥取時代の2018年はJ3で31試合・24ゴール、新潟時代の2019年はJ2で38試合・28ゴールと、それぞれのリーグで得点王に輝いた。J1リーグは初挑戦。22歳にして、「全カテゴリー」での得点王達成の期待も懸かる。

 今季掲げた目標は「23ゴール」。その理由についてレオナルドは、「近年の得点王のゴール数平均すると、おおよそ23ゴールを決めている」と、具体的に得点王を視野に入れたものだった。

「まず優先するのはチームに貢献し、タイトルにつなげることです。加えて個人的にはゴールを決めたい。23点は取りたいと思っています。(なぜ23得点なのか?)ジョー(名古屋グランパス)が2018年に24点で得点王になっています。また、昨年はマルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス)が15得点でした。そういった過去のデータを振り返ると、平均して23得点を決められれば、得点王になれる。そう思っています」

 さらに日本への帰化についても言及。レオナルドは「妻も私も日本を気に入っていて、できるだけ長く日本でプレーしたいと思っています。代表チームに関して、例えばチャンスがあれば、日本への帰化についても考えています。この浦和で長年活躍したいと思っています」と語った。

 まだ具体的な行動はとっていないものの、条件については調べているそうだ。

「日本に最低5年間住み、日本語を操ることができないと申請できません。その時間と日本語、いずれも私には必要です。必要とされるようでしたら、帰化して貢献したい気持ちはあります。そういったことも考えて、(帰化条件については)調べています」

 来日3シーズン目。より具体的な目標やビジョンを描くレオナルドが「夢に思っていました」という浦和のユニフォームを着て、まずは1日も早い埼玉スタジアムでのデビュー、そしてゴールと勝利を目指す。

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[文:サカノワ編集グループ]

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