南野はフィルミーノの代替ではない。クロップがリバプールでの起用法示唆「あらゆるポジションでプレーさせたい」

南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

トッテナム戦に向けた記者会見、南野のユーティリティ性を評価。「デビュー戦のパフォーマンスは図抜けていた」

[プレミアリーグ 22節] トッテナム – リバプール/2020年1月11日(日本時間12日2:30)/トッテナム・ホットスパースタジアム

 プレミアリーグ・リバプールFCが1月11日、7位のトッテナム・ホットスパーFCと対戦する。5日のFAカップ3回戦のエバートン戦で、リバプールでの公式戦デビュー戦を果たした日本代表FW南野拓実のリーグ戦デビューなるか注目される。

 FAカップのエバートン戦では69分までセンターフォワードとしてプレー。シュートチャンスはなかったが、中盤まで下がってボールを引き出して組み立てに加わった。また前線からのプレスも怠らず、チームで求められる役割を確認するようにこなしていった(試合は南野交代後のゴールで1-0勝利)。

 デビューから1週間、そして合流から約10日。どれだけチームにフィットできているか。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は12日に行われるプレミアリーグのトッテナム戦に向けた前日記者会見で、南野について「トップ下やウイング、セカンドトップ、センターフォワードなど、あらゆるポジションでもプレーできる選手だ」と、そのプレースタイルについて評価した。

 指揮官は次のように語った。

「FAカップではセンターフォワードとしてプレーしましたが、このポジションが彼にとって一番慣れていると考えたからです。特に守備面で、このポジションが一番慣れていました。

 昨シーズンはザルツブルクでセンターフォワードでプレーする機会が多かったです。今シーズンは、中盤ダイアモンドシステムのトップ下を努めることがたくさんありました。

 そして彼はセカンドトップとしてもプレーできます。日本代表では『ナンバー9』の位置でプレーしています。また、ウインガーとしてのプレーも可能で、どのポジションでもプレーできます」

 そのようにクロップが詳しく南野についてチェックしていたことが分かる。とはいえ、もちろん、世界最高峰のプレミアリーグで通用するかはまだ未知ではある。が、クロップは必ず通用すると信じている。

「加入直後の南野はまず守備面から考え、センターフォワードのポジションが一番親しみのあるポジションだと考えました。ただ決して一つのポジションしかプレーできないというわけではありません。今後彼にいろいろなポジションでのプレーを要求していきたいですし、デビュー戦のパフォーマンスは図抜けていました」

 そのようにクロップ監督は、決してフィルミーノの代替ではなく、南野のユーティリティ性を買っていることを強調。デビュー戦のプレーぶりにも満足していた。

 リバプールは1月11日(日本時間12日2:30)、アウェーでジョゼ・モウリーニョ監督の就任とともに巻き返しを誓うトッテナムと対戦する。「ビッグ6」同士の注目が集まるこの一戦、南野のプレミアリーグデビューなるか!? 

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 [文:サカノワ編集グループ]

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