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【日本代表】ブレーメンが大迫勇也の招集を拒否!ドイツ国外の派遣は全て応じず

カメルーン代表戦でフル出場した日本代表の大迫勇也。写真:日本サッカー協会/(C)JFA

新型コロナウイルスの感染で州が厳しい規制。ドイツ代表GKパブレンカのみ活動参加へ。

 ドイツ専門誌『キッカー』は11月5日、大迫勇也の所属するブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンが11月の国際Aマッチ期間にドイツ国外の代表選手の招集を拒否する方針を伝えた。ヨーロッパをはじめ新型コロナウイルスの新たな感染拡大に伴い、ブレーメン州がドイツ国外への渡航者らに一段と厳格な規定を設けているため。ここ最近の感染拡大に伴い、感染危険地域から戻ってきた人に対し5日間の待機・隔離を実施してきた。

 ヨーロッパでの11月の国際Aマッチ期間、おおむね多くの国がEURO予選とネーションズリーグ2試合の計3試合が組まれている。また、日本代表は13日にパナマ代表、17日にメキシコ代表とオーストリア・グラーツで国際親善試合を行う。

 パンデミックへの対応で、ブレーメン州はドイツ国内の中でも特に厳しい規定を設けている。記事では「根本的な問題解決として、グリューネ・ヴァイス(緑・白=ヴェルダー・ブレーメン)は海外に代表選手を派遣しないことを決めている」と報じる。そして日本代表の大迫をはじめ、ミロト・ラシカ(コソボ代表)、ジョシュ・サージェント(アメリカ代表)、ミロシュ・ベリコヴィッチ(セルビア代表)、マルコ・フリードル(オーストリア代表)が影響を受けるという。

 渡航規制が掛かる可能性がある場合、FIFA(国際サッカー連盟)の規定で、招集を拒否することができる。唯一、チェコ代表戦に臨むドイツ代表のジリ・パブレンカのみが招集されるということだ。

 大迫は10月シリーズ、5日間の隔離期間が必要なため、初戦のカメルーン代表戦(△0-0)のみ出場し、コートジボワール代表との試合(〇1-0)には参加しなかった。

 ブレーメンはブンデスリーガで、現在2勝3分1敗(8得点・8失点)の勝点9で9位につけている。大迫はこれまでリーグ4試合(116分)出場・0得点。

 大迫不在となるなか、鈴木武蔵(KベールスホトVA)らにとってはアピールとポジション獲得への“チャンス”にもなる。さらにラピッド・ウィーンで好調な北川航也の久々となる代表復帰もあるか!?  間もなく日本代表の11月シリーズのメンバーが発表される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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