マジョルカ久保は2戦連続のベンチ予想。レアル期限付き移籍組のウーデゴールと対決なるか
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アウェー初白星だ!前節新たな組み合わせと戦術がハマりバレンシアに勝利。
[スペイン1部 21節] レアル・ソシエダ ー マジョルカ /2019年1月26日(日本時間27日2時30分)/エスタディオ・アノエタ
スペインリーグ(ラ・リーガ)1部、RCDマジョルカが日本時間の1月26日深夜、アウェーでレアル・ソシエダと対戦する。スペインメディア『マルカ』の予想布陣では、マジョルカの日本代表MF久保建英は前節のバレンシアCF戦(●1-4)に続き、リーグ2試合連続でのベンチスタートと予想されている。
マジョルカは前節、調子の上がってきたコロンビア代表FWクチョ・エルナンデスがアンテ・ブディミルとの2トップで先発に抜擢された。一方、スタメン出場を続けてきたものの6戦連続でチームを勝利に導けずにいた久保は、9試合ぶりのベンチスタートに。
前線4人がアグレッシブにプレスをかけてボールを奪いに行くこれまで見せたことのなかったスタイルがハマり、マジョルカが7位のバレンシアに4-1の快勝を収めてみせた。
そのあとマジョルカは中1の強行軍で、レアル・サラゴサとのコパ・デルレイ(スペイン国王杯)に臨み、久保は公式戦3試合ぶりの先発出場を果たした。すると、タテにえぐる突破からのクロスで決定機を作り出したが、味方が決めきれず。またもアシストが付かなかった。
今季アウェー初勝利に向けて、チャンスを得られれば、久保としては、勝利に結びつく貢献をしたい。もしもベンチスタートになるのであれば、起用されるのは得点が必要な時だ。思い切って仕掛けていきたい。
また、レアル・ソシエダには久保と同じくレアル・マドリードからレンタル移籍中で18試合・4得点・5アシストと好調なマルティン・ウーデゴールがいる。最近はトップ下でもプレーしており、もしもレアル・マドリードでチームメイトになれば、名コンビにもなり得るし、ポジション的にはライバル関係にもなるかもしれない。
どちらがインパクトを残すのか――久保も負けるわけにはいかない。
マジョルカは5勝3分12敗(22得点・34失点)で17位。2部降格圏の18位以下のチームも調子を上げてきており、予断の許さない状況が続いている。久保はリーグ戦、17試合(1056分)出場で1得点・2アシスト。1得点・1アシストを記録した13節のビジャ・レアル戦(〇3-1)以来、ゴールに絡めずにいる。
一方、レアル・ソシエダは9勝4分7敗(33得点・18失点)で6位。ヨーロッパリーグ(EL)出場圏(6位)に入り、安定した戦いを見せている。
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[文:サカノワ編集グループ]