プレミアリーグ日本人歴代最多出場。吉田麻也がサンプドリアに期限付き移籍決定

日本代表の吉田麻也(22番)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今シーズン末まで。ラニエリが率いるチームは16位からの巻き返しを期す。

 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンのDF吉田麻也が1月31日、セリエAのUCサンプドリアに期限付き移籍することが決まった。両クラブが正式に発表した。期間は今シーズン末まで。買取オプションが行使されれば、2021年まで契約が更新されるという。

 31歳の吉田は今シーズンはプレミアリーグ8試合(558分)、FAカップ1試合(90分)の出場。2012年の加入以降、プレミアリーグ通算154試合・6得点で、同リーグの日本人最多出場を記録した。また現地では、吉田は自身の給与の1パーセントをクラブが運営する財団『サウサンプトン・ファンデーション』に寄付するなど、社会貢献の面でも高い評価を受けている。

 今シーズンは昨年11月のレスター・シティ戦で、サウサンプトンに一人退場者が出たことも影響したが9失点を喫して大敗。オーストリア人のラルフ・ハーゼンヒュッテル監督のもと、その試合以降、これまでリーグ戦は5分間の出場機会しか得られずにいた。

 この冬のマーケットでの移籍を検討していた吉田だが、一時トルコのトラブゾンスポルが獲得に動いていると噂されたが、その他の具体的な話は聞かれずにいた。そうしたなか、まさに冬の移籍期限が迫る31日午後に入る、『SKY イタリア』が、吉田がサンプドリアに移籍へ――と報じた。そして23時59分の締め切りを前に、両クラブから正式に発表された。 

 サンプドリアは現在セリエAで5勝5分11敗(20得点・33失点)、20チーム中16位。68歳の名将クラウディオ・ラニエリ監督が2019年10月からチームを率いる。低迷はしているものの、十分上位へ巻き返しを図れる位置につけている。

 1946年設立のクラブは1990-91シーズンにセリエA優勝を果たしている。ホームスタジアムはスタディオ・ルイジ・フェッラーリス(収容4万1917人)。2003-04シーズンには元日本代表FW柳沢敦(現・鹿島ユースコーチ)がプレーしている(15試合・0得点)。

 吉田は1988年8月24日生まれ、長崎県出身、31歳。189センチ・78キロ。名古屋グランパスの下部組織からトップチームに昇格し、2010年からVVVフェンロ、2012年からサウサンプトンでプレーしてきた。キャプテンも務める日本代表では100試合・11得点。昨年11月14日のワールドカップ2次予選キルギス戦で、国際Aマッチ通算「100試合」を達成している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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