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本田は東京五輪後「契約破棄」可能、ボタフォゴファン恐怖の契約条項が明らかに

ボタフォゴ公式サイトでの入団決定時の本田圭佑。※ボタフォゴ公式サイトより

どちらかが「不満を抱いていれば」8月9日で、契約を解消できる?

 ブラジルメディア『グローボ』、『ランセ』、『UOL』などは2月4日までに、元日本代表MF本田圭佑とブラジル1部リーグのボタフォゴFRが結んだ詳しい契約内容についてレポートをしてきた。そのなかで、本田とクラブは東京オリンピックが閉幕する8月9日時点で、両者に”不満”があれば契約を解消できるという条項を盛り込んでいることが明らかになった。『UOL』は「ボタフォゴファンにとっては恐怖の条項だ」と、加入前から話題にあげている。

 記事によると、本田はボタフォゴと1年契約を結んだ(実質的にはシーズン終了の12月まで)。しかし、ボタフォゴでプレーする「最低期間」は東京オリンピックが閉幕を迎える8月9日までという形に。

 その時点で、クラブか選手、いずれかが「不満を抱いていれば」契約を解消できるという要項が盛り込まれているというのだ。ただ、そこで両者ともに問題がなければ、本田は年末までプレーすることになる。

 つまり本田が東京五輪の日本代表にオーバーエイジに選ばれるかどうか、あるいは選ばれた場合のパフォーマンスがどうだったかによって、ボタフォゴとの契約は解除される――。そんな可能性があるということだ。

 この他には、本田サイドから公式戦全試合の75パーセントの試合出場を約束するオプションの提案を受けたが、これはボタフォゴが拒否しているという。一方、コンディションの維持に最大限努めることに同意したという。

 33歳のレフティは、新天地での背番号「4番」に決定。本田は2月7日に現地入り。8日に加入セレモニーが行われる予定だ。

 ボタフォゴはカンピオナート・カリオカではグループステージ3勝2敗で3位、ブラジル・セリエAでは13勝4分21敗(31得点・45失点)で18チーム中15位。

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[文:サカノワ編集グループ]

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