レアル・マドリード復帰について。久保建英が答えた「今はマジョルカのことしか考えていない」
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
スペインメディアの『アス』が報じる。
[スペイン1部 26節] マジョルカ – ヘタフェ/2020年3月1日(日本時間2日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグRCDマジョルカの日本代表MF久保建英が終盤に差し掛かった今シーズンに掛ける意気込み、そしてレアル・マドリード復帰についての質問に答えた。スペインメディア『アス』が2月26日に報じた。
まず久保はあと約3か月を残すシーズンのポジション争いについて、「私は試合に出るために最大限の努力をするだけです。私の考えでは、もしもライバルが上回ったとしても、次には自分が上回ることができると信じています」と語っている。また、このほど加入が決定した韓国代表キ・ソンヨンについて、「一度一緒にトレーニングをしましたが、彼はすぐに慣れるはずです」と、さっそく”好感触”を得ていたようだ。
また、現在レアル・マドリードからの期限付き移籍中であることについて問われると、18歳のレフティは「マジョルカのことしか考えていません」ときっぱり語ったという。
久保は「それぞれの選手はプレーしているチームのことだけを考えているはずです。ウーデゴールやほかの選手も両方のチームについては考えていないと思います。私の場合、今はマジョルカのことしか考えていません」と、あくまでもシーズンが終わるまで、マジョルカでの戦いに専心していることを強調している。
チームは現在20チーム中18位と降格圏にいる。久保は日本語での記者会見では、「最後に笑って終われればいいと思うので、しっかり降格圏を脱出して、できるだけ高い順位でシーズンを終えられればと思います」とも決意を示している。
スペイン1部リーグに初めて挑んだ18歳の久保は、これまで1部リーグ22試合・2得点・3アシストを記録。マジョルカは6勝4分15敗(26得点・42失点)の勝点22で18位。次節は3月1日(日本時間2日2:30)、5位のヘタフェとホームで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]