鎌田がゴール演出、フランクフルトが嵐を乗り越えEL16強進出「天気は影響しなかった」と指揮官

フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

長谷部、奥川は出場せず。ベスト16はスイスのバーゼルと対戦決定。

[EL 決勝T1回戦 2nd] RBザルツブルク 2-2 フランクフルト/2020年2月28日/レッドブル・アレーナ

 ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド32・第2戦(セカンドレグ)、アイントラハト・フランクフルトはRBザルツブルクとのアウェーゲームを2-2で引き分け、2試合トータルスコア6-3でベスト16に進んだ。ラウンド16はスイスのFCバーゼルと対戦することが決定した。不落フルトの鎌田大地は先発し、30分にはロングパスを放って起点を作り、アンドレ・シルバのゴールをもたらした。長谷部誠はベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。ザルツブルクの奥川雅也もベンチ入り。

 猛烈な嵐が訪れるという予報により試合は1日順延に。立ち上がり10分に先制点を許したことで、その時点で、2試合トータルスコアはフランクフルトから見て4-2。しかも相手はアウェーゴールを2点決めている。フランクフルトに嫌な雰囲気が漂う。

 それを吹き飛ばしたのが鎌田のロングスルーパスだった。30分、センターラインを越えたあたりでチェイシングからボールを受けた鎌田が、左サイドの深い位置へスルーパスを放つ。その左サイドからのクロスに、アンドレ・シルバがヘッドで合わせて、1-1に追いつく貴重な同点ゴールをもたらした。

 これで再びトータルスコアは5-2と3点差。しかも鎌田は26分にイエローカードをもらっていた。フランクフルトにとっても、安堵をもたらすゴールとなった。

 鎌田は73分で交代に。その後1点ずつを取り合い、この試合を2-2で終えて、フランクフルトは2大会連続で16強進出を果たした。

 フランクフルトのフレディ・ボビッチSDは「チャンピオンズリーグにも出場したザルツブルクのような力のある相手から勝利を収められるとは予想もしていなかった」と喜んだ。

 また、アディ・ヒュッター監督は「先制されたあと、ザルツブルクは『あとは2-0に持ち込めばいける』という状況になりましたが、すぐ1-1にできたことで、かなりプレッシャーを弱めることができました。天気も結果には影響しませんでした。むしろ(連戦のなか)1日現地で調整が増やせたことで、いいコンディションでできたと言えます。とはいえ、今度はブンデスリーガで休みが短くなるかもしれません。(ラウンド16について)スイスにいたこともありますが、バーゼルは熱いファンがいるとても素晴らしいチーム。しっかり準備して臨みます」と語った。

 フランクフルトはブンデスリーガ24節として組まれていたアウェーでのヴェルダー・ブレーメン戦が、中1日の日程になり、明らかに不利だということで延期された。

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[サカノワ編集グループ]

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