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【浦和】ガーナ代表MFメンサー獲得の噂はどうなった?実は…

トルコメディア『アクサム』が2月、「浦和がメンサー獲得か」と報じた。※同メディアのサイトより

ガーナ代表MFはカイセリスポル残留を”表明”。

 トルコメディアが先月報じたJ1リーグの浦和レッズがトルコ1部のカイセリスポルでプレーするガーナ代表MFベルナルド・メンサーの獲得を検討していると伝えられた報道だが、果たしてそのあとどうなったか? 

 メンサーは「カイセリスポルのスター」として、トルコ1部リーグ17試合・2得点・6アシストを記録している。トルコの女性実業者として知られるカイセリスポルのベルナ・ゲツバシュ会長は「浦和からオファーが来ている」と語っていたともいう。

 メンサーは1994年10月17日生まれ、ガーナ出身、25歳。身長180センチのアタッキングミッドフィルダー。母国のヴィトーリア・ギマランイスを経て、アトレチコ・マドリーに所属し、ヘタフェCF、カイセリスポルにレンタルされたあと、2019年、カイセリスポルへ完全移籍に切り替えられた。ガーナ代表として4試合にも出場している。

 この冬の移籍市場では、トルコのガラタサライSK、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト、スペイン1部のグラナダCF、さらにはメキシコリーグのクラブ・アメリカの4チームが獲得に乗り出していたが、1月末までの期間内に契約に至らなかったとされる。

 そうしたなか、まだ(3月27日まで)マーケットが開いている浦和移籍の噂が浮上。クラブ首脳のそうした発言によって、にわかに色めき立った。一方、最下位18位に低迷するカイセリスポルはメンサーの残留を希望していたという。

 ただ、トルコメディア『ヒュッリイェト』によると、2月15日の段階で、メンサーは「これまでいくつかの問題がありましたが、解消されました。私はカイセリスポルでプレーできて幸せです。ここを離れる予定はありません」と”声明”を発表。事実上の残留表明をしていたのだ。

 もちろん、それでも水面下で動きがあった可能性はあるが……。基本的には、メンサーの話は「噂」で終わったと見ていいようだ。

 ただし、同じく噂の出たバルセロナが保有権を持つ元トルコ代表アルダ・トゥランとともに、いずれも契約は2020年6月までとなっている。夏の移籍期間に再び話題が再燃する”火種”は残っている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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