Jリーグ・プロ野球が合同会見「新型コロナウイルス対策連絡会議」を発足

埼玉スタジアムでの浦和とサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

専門家チームを置いて知見を共有、意思決定はそれぞれ独自に行う。

 一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は3月2日、新型コロナウイルス感染拡大と予防に伴う今後の活動について、合同で記者会見を実施し、両団体が「新型コロナウイルス対策連絡会議」を発足させることを発表した。プロ野球は3月20日に開幕、Jリーグは3月18日に公式戦再開することを予定している。

 両団体は、新型コロナウイルスの感染拡大から観客の方々を守り、選手・監督・コーチらを守り、さらに社会全体を守るため、3月3日付けで両法人共同で上記の連絡会議を設置し、この連絡会議に「専門家チーム」を置くことにした。プロ野球とJリーグが視界を揃え、それぞれの経験や意見を持ち寄ることが今、求められているなか、専門的な助言をもらい、スポーツ観戦される皆様、並びに競技に携わる選手や指導者、スタッフの安全確保に関する理解を深め、社会全体を守るための対策を検討していく。

 この連絡会議の目的は、新型コロナウイルスの感染状況を的確に収集・分析したうえで、試合の開催やスタジアム運営のありかた、選手などの感染防止に関する情報や対策などを両法人間で正確に共有し、両法人それぞれの適正な判断に資すること。

 構成メンバーは、プロ野球(NPB)のコミッショナーと12球団代表者、JリーグのチェアマンとJリーグ理事・特任理事9人、日本サッカー協会3人。また、専門家チーム(※各地域に専門のアドバイザーを置くことを可能とする)賀来満夫氏(東北医科薬科大医学部)、三鴨廣繁氏(愛知医科大大学院)、舘田一博氏(東邦大医学部)。

 意思決定は、この連絡会議で得た知見をもとに、それぞれが独自に行う。

 NPBの斉藤惇コミッショナー(日本プロ野球組織コミッショナー)、 Jリーグの村井 満チェアマンが登壇。「NPB、Jリーグによる『新型コロナウイルス対策連絡会議』の件について」をテーマに、このあと質疑応答が行われる。

 Jリーグは2月16日にルヴァンカップ、21日から23日にかけてJ1とJ2リーグの開幕戦(1節)が行われた。しかし新型コロナウイルスの感染拡大が進むなか、25日、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議にて「これから1~2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際になる」との見解が発表された。

 そこでJリーグは3月15日までのJ1・J2・J3・ルヴァンカップの全公式戦94試合の中断を決定。「感染予防対策および拡散防止のために最大限の協力をするとともに、3月中旬の公式戦の再開に向け準備を進めてまいります」としていた。

 一方、プロ野球は2月29日から3月15日までのオープン戦と春季教育リーグの全72試合を無観客で実施する方針を発表していた。

斉藤惇NPBコミッショナー(左)と Jリーグの村井満チェアマン(右)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

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[文:サカノワ編集グループ]

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