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本田圭佑が発熱か、ブラジルデビュー黄信号!まさか…

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

練習を急きょ休む。ボタフォゴがクラブのSNSで発表。

 元日本代表MF本田圭佑のボタフォゴFRでのデビューに黄信号か――。ボタフォゴは3月8日(日本時間3月9日)、クラブのSNSの公式ツイッター( @Botafogo )で、「医療情報│HONDA」と題して、本田が体調不良を起こしたと発表した。3月10日(同11日)に予定されていたホームのパラナ・クルーベ戦でのデビューには間に合うのだろうか、それとも持ち越されるのか。

 ボタフォゴはツイッターを通じて、「本田が発熱のような症状を訴えたためニウトンスタジアムでの日曜日(3月8日)午前中の練習には参加しませんでした。クラブの医療スタッフのアシストを受けています」とアナウンスしている。

 ブラジル入りして、ちょうど1か月が経過した。急ピッチでコンディションを仕上げる一方、新たな生活拠点を探し(2月8日の記者会見では「これから住居を探す」と語っていた)、新たな環境に慣れ、そしてデビュー時期がなかなか決まらない日々を過ごしてきた。やはり知らないうちに心身ともに相当の疲労が溜まっていたのだろうか。また新型コロナウイルスの感染がブラジルでも確認されているだけに(ブラジル保健省によると、4日時点で、リオデジャネイロ州では感染疑い55人)、やや気掛かりではある。

 ボタフォゴは直近の3月7日(日本時間8日6:00キックオフ)、カンピオナート・カリオカ2節のCRフラメンゴとのリオデジャネイロダービーでは、アウェーにて0-3の完敗を喫していた。それだけに10日のブラジルカップのホームゲームは是が非でも負けられない一戦であり、デビューが決定的だった本田に懸かる期待も相当だ。

 オランダフィテッセを退団したあと再びフリートランスファーになった本田は、1月31日にボタフォゴへの加入が決定。8日に現地で加入セレモニーと記者会見を行い、その後、チームに合流していた。

 熱狂的な歓迎を受けた本田は加入記者会見で「いい意味で、プレッシャーに感じています。もう一回、この地でどれだけできるのか。ミラノの時と同じぐらいプレッシャーを感じています。僕はそのプレッシャーが好きなので、それを力に変えられるように今とても興奮しています」と抱負を語っていた。

 本田は果たして大丈夫だろうか。ピッチに立つ時は、万全な「Keisuke HONDA」をぜひ見せてもらいたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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