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欧州5大リーグ中断決定。本田圭佑デビュー戦も無観客試合に

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

本田は「どんなシチュエーションでもポジティブに考えることはできる」。

 新型コロナウイルスの感染がヨーロッパとアメリカ・南米大陸まで広がり、サッカー界にも大きな影響が出ている。

 スペインはサンチェス首相が非常事態を宣言。ラ・リーガは最低でも2週間、中断されることが決定した。

 ドイツのブンデス・リーガは13日から行われる今週末の26節は無観客で試合をする予定だった。しかし当日に同節の全試合の中断を決定した。また4月2日までの全試合も延期される。

 イングランドのプレミアリーグも、今月の全試合の中心を決定し、4月4日からの再開を目指すという。プレミアリーグのリチャード・マスターズ最高責任者は「この前例のない状況で、私たちは関係機関と密接に連携し、選手、スタッフ、サポーターの健康と保護を最優先にするための決断をくだしました」とコメントしている。

 フランスのリーグアン、オランダのエールディビジ、さらにはポルトガルリーグ、ベルギーリーグも今月末までの試合の延期を発表している。現時点では、トルコリーグ、ロシアリーグが今週末も開催予定だ。

 一方、新型コロナウイルスの感染が確認されてきているブラジルでは、3月15日(日本時間16日4:00)開始予定のボタフォゴFR対バングー・アトレティコ・クルーベ戦が無観客試合で開催されることが決定。ボタフォゴは元日本代表MF本田圭佑のブラジルでのデビュー戦として大々的にアピールしていたが、やむを得ない措置となった。

 本田は14日にツイッター(@kskgroup2017)を更新。「We can think positively in any situation.」(どんなシチュエーションでも、ポティブに考えることはできます)とつぶやいた。

 しばらくの間は、Jリーグに加え、ヨーロッパからもサッカーの話題が途絶えることに。果たした4月には再開できるのだろうか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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