ブンデスリーガは最低4月末まで中断決定。無観客試合での再開も視野

フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

Jリーグにも参考になるか。”中止”であれば、存続にかかわるクラブも。「1万を超す企業が再開を待っている」

 ドイツ・ブンデスリーガの全チームによるテレビ会議(実行委員会)が3月31日に行われ、その後、クリスティアン・ザイフェルトCEOによるプレスカンファレンスがウェブで公開された。ザイフェルトCEOは、最低でも4月末までリーグを中断することで1・2部36チームから合意を得たと発表した。今後の先行きはまだ見通しが立たないものの、5月中の無観客試合での再開を視野に入れていく。ブンデスリーガはあと9節を残している。

 接触感染の恐れがあるためチームの全体練習については、4月5日まで引き続き禁止に。また、選手の契約満了期間である6月30日までには、リーグの全日程を終わらせたい考えである。今後、医療タスクチームと協議して、どのような状況であればリーグ再開を迎えられるかなど計画を立てていく。

 このまま試合が実施されない場合、存続にかかわってくるクラブ、そこに連鎖してくる店舗や企業も数多くある。そのためザイフェルトCEOは、無観客試合の開催についても視野に入れざるを得ないと説明した。

 ブンデスリーガの代表は現在、サッカーの試合を開催するには移動面など高いリスクを伴うシチュエーションが数多くあるのを認めたうえで、「プロサッカークラブは、試合をプレーすることでしか機能しません。1万を超す企業がプロサッカーリーグの再開を待ち望んでいます」と、あらゆる人の生活が懸かっていることもまた強調していた。

 無観客試合開催には多くのサポーターが反対をしている。公平性の問題も出てくる。ただし、もしも試合を開催しなければ、さらなる危機が待ち受けていることが、何度も説明された。

 シーズン終盤を迎えていることや経営規模や構造の違いはあるが、今回のブンデスリーガの判断や発表内容は、同じくリーグ再開を目指すJリーグにとっても参考になるかもしれない。

 現在ブンデスリーガでトップ契約を結んでいる日本人選手は、1部がアイントラハト・フランクフルトの長谷部誠と鎌田大地、ヴェルダー・ブレーメンの大迫勇也、そして2部がハノーファー96の原口元気、VfBシュトゥットガルトの遠藤航、FCザンクト・パウリの宮市亮の計6人。

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[文:サカノワ編集グループ]

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