鹿島が19年決算発表。営業収入67億6800万円、前年比マイナス5億6200万円
鹿島アントラーズのイレブン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「無冠」が影響したものの約1億円の営業利益。新役員体制も発表。
株式会社鹿島アントラーズ エフ・シーは4月24日、定時株主総会と取締役会を開催し、2019年度決算概要と新たな役員体制を発表した。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇、クラブワールドカップ(CWC)出場などを果たした2018年度と比べ、やはり「無冠」に終わったこともあり、昨年度の営業収入は計67億6800万円、前年比マイナス5億6200万円となった。
2019年度のクラブ収支は、営業収入が、広告料収入23億300万円、入場料収入9億9600万円、Jリーグ配分金7億7500万円、アカデミー関連収入2億5700万円、その他24億3700万円で、計67億6800万円。前年よりマイナス5億6200万円。
営業費用は、チーム人件費29億3600万円、試合関連経費5億1800万円、トップチーム運営経費4億8300万円、アカデミー運営経費1億9200万円、販売費及び一般管理費25億4400万円で、計66億7300万円。前年比マイナス7300万円。
営業利益は9500万円を計上、前年比4億8900万円のマイナス。
また、経常利益は9900万円、当期純利益は300万円。
同日発表された新役員は次の通り。
代表取締役社長
小泉 文明
(株式会社メルカリ 取締役President)
取締役
鈴木 満
取締役
鈴木 秀樹
取締役
関口 一行
取締役(非常勤)
石渡 進介 (ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所 弁護士)
取締役(非常勤)
錦織 孝一 (鹿嶋市長)
取締役(非常勤)
石田 進 (神栖市長)
取締役(非常勤)
津加 宏 (日本製鉄株式会社 執行役員)
※取締役(非常勤)
仰木 啓訓 (三菱ケミカル株式会社 理事役 茨城事業所長)
監査役 横田 淳 (株式会社メルカリ 執行役員VP of Corporate)
注:※は新任
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[文:サカノワ編集グループ]