【Jリーグ】再開への「8段階フェーズ」案を公表。試合は無観客から通常開催まで4段階

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サカノワスタッフ

開幕の湘南対浦和戦。通常開催まで8段階のフェーズ(検討案)が設定された。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

今後の課題は、都道府県をまたぐ移動の際、首長の理解や許可、協力を得られるか。

 Jリーグは5月14日、「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の策定を進めていると発表し、その検討案も公表した。今後、専門家の意見を踏まえて詰め、各ステークホルダーとの事前協議を経て、Jリーグ理事会および実行委員会の承認によって制定される。

 このガイドラインは、新型コロナウイルス感染拡大を防ぎながら、公式戦再開時の試合運営を円滑に行うために定めたもの。そのなかで、現時点では「検討段階」ではあるものの、トレーニングと試合開催に向けた「フェーズ」の案も公表された。

 8段階のフェーズは次の通り。

 ▼再開のフェーズ

フェーズ  再開状態     条件等
1  トレーニング 個人(在宅)
2  トレーニング 個人(練習場)
3  トレーニング グループ(身体接触なし)
4  トレーニング チーム(身体接触あり)  ▶緊急事態宣言の解除等

5  試合 無観客
6  試合 少数観客(強い制限)
7  試合 観客数制限(緩和された制限)
8  試合 通常開催
※新型コロナウイルス感染症の状況が悪化した場合、後戻りすることも想定されます。

 また、無観客試合時の留意点について、次のように挙げている。

・所作、あいさつ
・更衣室(チーム及び審判)
・選手が試合開始前に滞在するトンネル
・ピッチ上でのウォームアップ
・キックオフ前、審判団による選手チェック
・グラウンドへの入場とキックオフ前セレモニー
・テクニカルエリア、ピッチサイド
・ハーフタイム
・試合終了時のセレモニー
・試合後のメディア対応
・ドーピングコントロール

 今回のプロトコルではさらに、先日提案された選手・スタッフ・メディアなどそれぞれ接触することなく会場を入退場するゾーニング、選手のみならずスタッフ・関係者に陽性者が出た場合の情報公開(例えば、ビジネススタッフやボランティアが感染した場合=所属先と調整、発表はクラブによる。その家族・同居人が感染した場合=発表しない等)、さらには宿泊・移動などについてなど、試合開催に向けて、より具体的に踏み込んでいる。

 今後は、選手の都道府県をまたぐ移動の際、首長の理解と許可、協力を得られるかが最大の課題になりそうである。先日の新型コロナウイルス連絡対策会議でも専門家チームから、そのあたりを各クラブが事前に協議しておくべきだという提言が出されていた。

 手探りの状態ではあるが、Jリーグが試合再開に向けて、着実に動き出している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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