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【鹿島】トレーニング再開!三竿健斗「『勝つ』ことにフォーカスして考えながらやっていきたい」

トレーニングを再開させた鹿島のファン・アラーノら。コーチ陣はマスク姿だ。(C)KASHIMA ANTLERS

当面は約8人ずつ4グループで。22日にJリーグから再開に向けて何かしらの発表。

 J1リーグの鹿島アントラーズは5月18日、新型コロナウイルス感染症の影響により発出されていた茨城を含む39県での緊急事態宣言が解除されたことを受けて、グループトレーニングを開始した。当面のトレーニングは、感染予防対策を徹底したうえで、1グループ最大8人ずつ4グループに分けて、クラブハウスでの滞在時間を区切って実施する。

 また、今後の活動について変更がある場合、決定次第、改めて発表される。中断前から引き続きトップチームの練習見学とクラブハウス施設への一般の立ち入りは、当面の間、中止となる(メディア取材も)。

 クラブは「ファン・サポーターの皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします」と呼び掛けている。

 キャプテンの三竿健斗は中断明け最初のトレーニングのあと、次のようにクラブ広報を通じてコメントしている。

「少人数でのトレーニングでしたけど、チームメートとクラブハウスで約1か月ぶりに一緒にサッカーができて、とても楽しかったです。みんなでコミュニケーションを取りながら、ボールを使った練習で、すごくいい雰囲気のなかでトレーニングができました。

 今シーズンは、公式戦で勝つ姿をファン・サポーターの皆さんにまだ見せることができていないので、『勝つ』ということにフォーカスして、今後の練習の中で1対1や球際、ゲームから、常に勝つために何をすればいいかを考えながらやっていきたいと思います。

 チームの戦術のなかで、自分の良さを出していけるように、そして、ピッチでいい姿を見せることができるように、取り組んでいきます」

 現在中断中のJリーグは、5月21日の政府専門家会議の見解に伴う安倍晋三首相からの発表を受けて(9都府県の緊急事態宣言の解除など)、22日にプロ野球(NPB)との合同による新型コロナウイルス対策連絡会議、さらにJリーグの実行委員会を実施して、今後の方向性を定める。

 誰も先が読めない状況ではあるが、その5月22日にもリーグ再開に向けた具体的な発表がある予定だ。

指示を出すザーゴ監督の姿も。距離を保っての練習に。(C)KASHIMA ANTLERS
鹿島の三竿健斗。(C)KASHIMA ANTLERS

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[文:サカノワ編集グループ]

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