ポルト中島翔哉、練習参加「拒否」報道の真相は?監督が示唆したのは契約問題!?それとも純粋に…

中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

再開戦はメンバー外に。本人と家族のケアを、クラブに委ねた可能性も?

 新型コロナウイルスの影響で中断していたポルトガルリーグが再開し、FCポルトは6月4日にアウェーでFCファマリカンと対戦し、1-2で敗れた。ポルトの日本代表MF中島翔哉はメンバー外だった。試合を控えた2日の記者会見で、セルジオ・コンセイソン監督は、中島が依然として全体練習に参加できずにいるため、今回の試合には参加できないことを明言していた。

 ポルトガルメディアの『ア・ボラ』によると、家族が気管支にかかわる症状を訴えているため、中島は非常事態宣言下から引き続き自宅待機でトレーニングを積んできた。その状況を説明したうえで試合出場も可能なコンディションにあると主張したが、この試合は招集が見送られたという。

 今回の見出しは『中島がトレーニングを拒否される』。その悲観的な部分が強調されている。ただ状況的には、そのように本人と周囲が新型コロナウイルス感染の疑いもあるため、参加できずにいることが考えられる。

 コンセイソン監督は記者会見でチーム内のケガ人の状況を説明したあと、「中島は全体練習に参加できていません」と補足。そして中島は自宅待機期間と同様、負荷をかけたトレーニングを続けてきたことを伝え、試合に出場したいと訴えた。しかし、コンセイソン監督は、このロッカールームでの雰囲気を知らなければ団結を図ることはできないとして、中島の要求を飲まなかったと伝える。

 コンセイソン監督は中島について、「クラブのフロントに、最善の対処をするように伝えました。私から言えるのはそれだけです」と続けて語った。

 つまり、このコメントが様々な憶測を呼ぶことになっている。時期的にも契約問題に関わることではないか、来季の動向に関係することだろうか、など……。実際、記事でも、ポルトとは2024年までの契約を結んでいることを報じている。

 ただ、これまでにも“激高問題”など起きたものの、その後、スタメンで起用を続けるなど、ポルトの指揮官は根気強く何度も中島にチャンスを与えてきた(リーグ16試合・1アシスト)。

 もちろん、示唆されたような事態が内在していたり、起きていたりすることも考えられる。ただ指揮官の選手たちに対する愛情も強いだけに、周囲の杞憂に過ぎず、今は中島とその家族のケアを含めて、クラブに委ねている――ということもあり得る。

 コンセイソン監督が何より訴えたかったのは、今こそチームの団結が重要だ、という点にある。中島とコンセイソン監督が再びピッチで勝利を祝う。どのように喜ぶのか、そんなシーンをもう一度見たいところだが……。

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[文:サカノワ編集グループ]

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