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FC東京U-23がJ3への参加辞退!新型コロナショック、18チームで開催へ

FC東京の東京ドロンパ。(C)SAKANOWA

試合日程が短期間に集中し、スタジアム確保が困難なため。

 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は6月5日に第3回の臨時理事会を開き、FC東京U-23のJ3リーグへの参加辞退を承認した。

 参加辞退の理由は「新型コロナウイルス感染拡大の影響により試合日程が短期間に集中し、再開後のホームゲーム開催スタジアム確保が困難であること」。

 FC東京の大金直樹社長は次のようにコメントしている。

「2016年シーズンから育成型クラブとして育成スピード、ボトムアップを目的にU-23チームを編成してJ3リーグ戦に参加させていただきました。今シーズンが最終年でありましたが、上記理由により辞退をさせていただくことになりました。

 新型コロナウイルス感染症の影響で様々な競技の日程が変更となる中、スタジアム確保について困難なことから、無念ではありますがこのような判断をいたしました。引き続き、育成型クラブとして立ち止まることなく前進していきたいと考えております。

 このタイミングで辞退することになり、J3各クラブ及び関係するみなさまには大変なご迷惑をおかけすることになりましたことを心よりお詫び申し上げます。

 最後に、4年間と短い期間でしたが、J3参戦にあたってはJリーグの関係者の皆さま、そして、参戦を承諾いただきましたJ3の各クラブの関係者のみなさまに感謝申し上げます」

 そのため、J3リーグの大会方式変更は次のように変更される。

※変更前 →変更後

▼参加チーム
19 → 18

▼節数   
38 → 34

▼試合数
342 → 306

▼1 チームあたりの試合数
36 → 34
※J3リーグの大会成立要件となる規定試合数(全試合の 75%以上、各クラブで 50%以上)は、 変更後の試合数から算出する。

【参考:関連規程抜粋】
『J3リーグへ参加するJ1クラブおよびJ2クラブが編成するU-23チームに関する特則』

第11条〔脱 退〕 U-23チーム編成クラブがその編成するU-23チームをJ3リーグから脱退させようとする場合は理事会の承認を得なければならない。ただし、シーズン途中の脱退は認められない。 

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[文:サカノワ編集グループ]

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