【鹿島】リーグ再開へ!町田浩樹が語る川崎戦、ポジション、降格なし、5人交代枠…

オンラインでの取材に応じた鹿島のDF町田浩樹。(C)KASHIMA ANTLERS

「鹿島にいる限り、下は見ていない。優勝という目標は変わりません」

 J1リーグ鹿島アントラーズの町田浩樹が6月8日、全体練習が本格化する中での現在の心境とともに、7月4日に決定したリーグ再開に向けた抱負を語った。

 東京オリンピック世代にあたる大型のレフティDFは、まず「やっと全体練習を開始して1週間ぐらい経ち、個人としてもチームとしてもコンディションが上がってきています。再開の日程も決まったので、そこに向けて徐々に、より照準を合わせてやっていければと思います」と、“7.4”に向けて気持ちも高まってきているという。

 一部報道では、再開のカードがアウェーでの川崎フロンターレ戦になるのではと伝えられた。それについて町田は「今年は相手どうこうよりも、まず自分たちがどのようなサッカーをするかが大事だと思うので、そこは自分たちのやるべきことを、より精度を上げてやっていくだけだと思います。(川崎が再開のカードであれば?)手強い相手ですが、倒せれば勢いがつくので、それにふさわしい相手。楽しみです」と、意欲を示した。

 この中断期間は、早稲田大学人間科学部eスクールのリモート授業に加わり、英語の勉強にも時間を費やしたという。また、「外食がなかなかできなかったので、自分でいろいろ料理をして食べてもいました」と自炊に取り組んだそうだ。

 Jリーグは再開後、FIFA(国際サッカー連盟)の管轄により国際的なサッカールールを定めるIFAB(国際サッカー評議会)の決定に基づき、特例として「5人交代制」が採用される。となると、試合終盤、体力のあるアタッカーが次々と投入されることもあり得る。ドイツ・ブンデスリーガでは交代選手をさらに交代する“ダブル・ジョーカー”も登場。DFにとっては厄介ではないか?

「DFとしては、もちろん厄介です。ただ相手のみならず、自分たちも5人交代できるので、その分、前線の選手たちがフレッシュになって、攻撃で違いを出せる選手がたくさんいるので、そこはお互いさま。そこまで気にしていません」

 町田はそのように鹿島にとってもメリットも多いと、ポジティブに捉えていた。

 加えて今季は特例でJ2への降格がなくなった。戦い方に変化はあるのか? 町田は「特に変わりません。鹿島にいる限り、下は見ていないので、優勝という目標は変わりません。降格のあるなしで全く変わることはありません」と頼もしく語った。

 また、大岩剛監督のもとでは昨シーズン、左サイドバックで起用されることもあった。今季のザーゴ体制下、ポジションについて、どのように考えているのか? 町田はセンターバックで勝負したいと口にした。

「昨シーズンはケガ人が多かったこともあり、自分がどこで出ようが、チームのためにという思いでやっていました。今年は左サイドバックの選手を何人か補強しましたし、十分、人数もいるので、センターバックで勝負するつもりでいます。監督も左のセンターバックとして考えてくれていると思うので、そこでしっかり特長を出して、アピールしていければと思います」

 そのように指揮官からの“期待”も感じ取っていた。鹿島ユースから昇格し、様々な経験を摘んで着実に進化を遂げるプロ5年目の22歳。190センチの“大器”町田が、リーグ再開を待ち侘びている。

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
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7月4日のJ1リーグ再開に向けて練習する町田をはじめ鹿島の選手たち。(C)KASHIMA ANTLERS

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[取材・文:塚越始]

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