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無観客試合の新名称「リモートマッチ」に決定。日本トップリーグ連携機構

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

9競技12のトップリーグの垣根を越えて、9156人がハッシュタグを活用して応募。

 国内9競技の12のトップリーグで構成される日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長は6月15日、ツイッターで募集していた無観客試合の新名称について「リモートマッチ」に決まったと発表した。

 同機構は、なでしこリーグ、Fリーグ、Jリーグ、Vリーグ、Bリーグ、バスケットボール女子日本リーグ、日本ハンドボールリーグ、ジャパンラグビートップリーグ、アジアリーグアイスホッケー、ホッケージャパンリーグ、日本女子ソフトボールリーグ、Xリーグで構成。「無観客試合」は通常、懲罰的な意味合いが強いことから、同機構は競技団体の垣根を越えて前向きになれる名称を募集していた。

 ハッシュタグの「#無観客試合を変えよう」をつけるというシンプルな形での応募に、9156人が参加。そのなかから「リモートマッチ」が決定した。同機構では、今後、日常的に活用されることを期待している。

 今回、新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言が解かれ、新しい生活様式の名の下に社会が動き出すなか、政府の見解などをもとに、基本的にはまず無観客での試合開催から、段階を踏んで観客を増やしていく形が取られることに。そうしたなか、川淵会長は「この厳しい時代の中、みんなで前向きなことを一緒に考える時間を共有し、実際に良い名前に変えて、未来を少し明るく変えられたら、素敵じゃないかと考えたのです」と呼び掛けていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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