ダビド・シルバが神戸移籍から方向転換、2チームに絞った!?
マンチェスター・シティのダビド・シルバ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
日本でのイニエスタとの共演実現は…。スポーツ専門メディアのESPNが報じる。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティとの契約が今季限りで満了するダビド・シルバだが、果たして新シーズンはどこに移籍するのか? 34歳の元スペイン代表が、間もなく決断を下そうとしている。
しかし、これまで何度も話題に上ってきたJ1リーグのヴィッセル神戸行きの噂は、トーンダウンしているようだ。すると、アメリカに本社を置くスポーツ専門メディアは、ダビド・シルバはアメリカとカナダで行われるメジャーリーグサッカー(MLS)の2チームに新天地を絞ったようだと報じた。
『ESPN』は毎日、移籍情報を更新している。そのなかのトピックスの一つとして、6月12日、ダビド・シルバの“続報”を伝えている。
34歳のゲームメイカーは、プレミアリーグのライバルチーム以外に移籍することを明言している。記事では、これまでアメリカ、日本、カタール、そして母国スペインのクラブチームに獲得の動きがあった。また、ダビド・シルバは出生地であるラス・パルマスでキャリアの最後はプレーしたいという願望も持っている。
一時は本命視されていたのが神戸だ。ダビド・シルバは盟友であるアンドレス・イニエスタと再びプレーしたいという願望を持ち、家系を辿っていくと日本に親類がいると分かったことから、日本に強い関心を持っていたという。
しかし、もう一つの有力候補に挙がっていたのがMLSだ。元イングランド代表MFでもあるデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務める新規参入のインテル・マイアミが最右翼(すでに『合意』しているとの報道も)と言われてきた。さらに、シティ・フットボール・グループの一つである、ニューヨーク・シティFCも名乗りを挙げ、候補もその2チームに絞られたというのだ。同メディアは「(本人は)アメリカへの移籍を希望していると伝えている」と報じている。
新型コロナウイルスの感染、さらには東京オリンピックの延期……。さまざまな要因も絡み合ってきているか。ただ、アメリカの2チームのしがらみなどを敬遠して、“日本行き”が再び浮上する可能性もあり得るか。一時は神戸のほかに、北海道コンサドーレ札幌、FC東京も獲得に名乗りを上げていると言われてきた。
ダビド・シルバは1986年1月8日生まれの34歳、スペイン(アルギネグイン)出身。170センチ・67キロ。今季プレミア・リーグでは19試合に出場して3得点・7アシストを記録。UEFA欧州チャンピオンズリーグでは2試合に出場。スペイン代表通算125試合・37得点。
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[文:サカノワ編集グループ]