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【鹿島】ブエノのアトレチコMへの期限付き移籍で合意「ブラジルでプレーできる機会、非常に嬉しい」

ブエノ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

16日に離日、現地でのメディカルチェックを経て正式契約へ。

 J1リーグの鹿島アントラーズは6月16日、ブラジル人DFブエノが同国のアトレチコ・ミネイロに期限付き移籍することでクラブ間の基本合意に達したと発表した。ブエノは16日に離日、今後は現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる予定だ。

 ブラジルメディアの『グローボ』によると、アトレチコ・ミネイロを率いる元アルゼンチン代表指揮官でもあるホルヘ・サンパオリ監督が獲得を熱望してきたという。また、サンパオリ監督は鹿島のテクニカルダイレクターを務めるジーコともコンタクトを取りブエノの情報を収集。ジーコからの“お墨付き”をもらっていたそうだ。

 サンパオリ監督はブエノの高さ(182センチ)に加えて、スピードとパスセンスを兼ね備えている点について評価しているそうだ。

 ブエノ(ウェリントン・ダニエル・ブエノ / Wellington Daniel BUENO )は1995年8月24日生まれ、ブラジル・サンパウロ州出身、24歳。182センチ・79キロ。ボタフォゴFCの下部組織を経て、千葉国際高校(現・翔凜高校)に入学。その後、清水エスパルスに加入し、ヴィッセル神戸、鹿島アントラーズ、徳島ヴォルティスでプレー。昨季から鹿島に復帰していた。昨季はJ1リーグ17試合・1得点、ルヴァンカップ3試合・1得点、天皇杯3試合・0得点を記録している。

 ブエノはクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「ブラジルでプレーができる機会を、非常に嬉しく思っています。アントラーズには感謝しかありません。僕を信じてくれたフロント、スタッフ、特に昨シーズン、自分を信じて起用してくれたスタッフたちには感謝でいっぱいです。どこにいても、僕は常にアントラーズとともにあり、一生僕の心に生き続けます。また皆さんの前でプレーできることを信じ、必ず成長できるよう全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします」

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[文:サカノワ編集グループ]

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