2023年女子W杯は豪州&NZの共催に決定。田嶋会長「両国のサッカーファミリーの皆さんによって素晴らしい大会になると信じています」

昨年のフランス女子W杯・日本代表対スコットらインド代表戦、ゴールを決めたなでしこジャパンの岩渕真奈。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

日本は22日に招致活動から撤退。アジアのサッカー普及と発展のため、事実上、両国の支持に回る。

 国際サッカー連盟(FIFA)は現地6月25日、FIFAカウンシルにおいて2023年の女子ワールドカップの開催地がオーストラリアとニュージーランドの共催に決定したと発表した。最終候補には、コロンビア、日本を含む3か国・地域が残っていたが、その中で2位の評価を得ていた日本は22日に招致活動からの撤退を表明。決定投票は無記名ではあるが、事実上、日本はアジアのサッカー普及と発展のため、オーストラリアとニュージーランド共催を支持していた。

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(FIFA女子ワールドカップ2023日本招致委員長)は22日、撤退した理由について以下の4点を特に強調していた。

1)FIFAが新たな地域での国際大会開催を推奨していたことや共催がトレンドであること 

2)アジア(AFC)のソリダリティを強めること 

3)ブラジルの撤退により南米票がコロンビアに一本化されたこと

4)東京オリンピックの1年延期で女子の国際大会が「2年後に開催される」ということへの抵抗感の悪化

 一方、FIFAや各国・地域の連盟からは、日本の国際大会の運営能力については高い評価を得ていて、それは今後の活動への指標にもなってくるとも語っていた。

 女子W杯のオーストラリアとニュージーランドの共催決定を受けて、田嶋会長は次のようにコメントしている。

「オーストラリアとニュージーランドの皆さん、おめでとうございます。

 両国はFIFA女子ワールドカップの常連ですが、南半球で初開催となる自国での大会は、それぞれの国や地域における女子サッカーの普及や発展に大きな役割を果たすことになると思います。

 両国のサッカーファミリーの皆さんによって素晴らしい大会になると信じています。

 なでしこジャパンが優勝できるように全力でサポートしていきます」

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[文:サカノワ編集グループ]

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