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J3が3か月半遅れの開幕。万全の感染症対策のもと

メディアや関係者の受付でも体温チェック、「問診表」の提出など、予防対策を徹底。(C)SAKANOWA

相模原対YS横浜の「神奈川ダービー」は前半スコアレス。後半、5人交代枠の活用が鍵に。

 新型コロナウイルスの影響で中断されていたJリーグの2020シーズンが6月27日、再び動き出した。約4か月ぶりにJ2が再開、そして約3か月半の空白の期間を経てJ3が開幕を迎えた。

 7月10日まではリモートマッチ(無観客試合)での開催に。移動による感染症リスクを低減するため、日程は改めて組まれ、当面は移動距離の近いカードが優先して行われる。

 試合会場では、Jリーグが作成した70ページにわたるプロトコルに従い、徹底された感染症予防対策が施され運営される。いわゆる三密の回避や人との距離(ソーシャルディスタンス)に神経を使う緊張感は漂うものの、詳細にわたって規定されるプロトコルを守れば、濃厚接触は避けられる形だ。また、選手、運営スタッフ、メディアなど、それぞれ接触せずに運営するドイツ・ブンデスリーガが導入していたゾーニングも採用され、とりわけピッチ上にいる人数を制限。選手が、試合に集中できる環境を提供している。

 また、感染症対策のため選手一人ひとりの飲水ボトルが決められ、それ以外は飲んではいけないことになっている。そのため暑熱対策と飲水できない選手が出てしまうことを考慮し、夏場は気温に関係なく、前後半に1回ずつ飲水タイムも設けられる。

 J3の「神奈川ダービー」SC相模原対YS横浜は、ホームチームが2年目の三浦文丈監督のもと、コンパクトに陣形を保った守備からボールを奪うと、攻撃時にポゼッションスタイルを貫き、ホムロ、梅鉢貴秀、清原翔平、三島康平らを中心にYS横浜ゴールに迫る。

 16分には富澤清太郎のヘッドでの折り返しに、ホムロがヘディングで決定的なシュートを放つ。しかし西山峻太がスライディングでクリアすると、ポストバーを叩いて辛うじて弾き出した。

 その後も相模原が攻め、YS横浜もカウンターで対抗。両チームともに譲らず、前半を折り返している。

 Jリーグは今季、国際サッカー評議会(IFAB)の推奨する交代枠5人を採用。後半、三浦監督、YS横浜のシュタルフ悠紀リヒャルト監督の采配も試合の行方の鍵を握る。

リモートマッチ(無観客試合)でJ3が開幕。相模原はYS横浜と対戦。(C)SAKANOWA

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[取材・文:塚越始]

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