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【浦和】「過去最大」広告料収入40億円超え。22年の営業収入81億円、コロナ前の21年に匹敵

浦和レッズのサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

グッズ収入は過去3番目の売り上げ、ECや記念アイテムが好調に。

 J1リーグの浦和レッズは4月26日に定時株主総会を開き、2022シーズン(2022年度)の事業収支を承認した。営業収入は81億2700万円で、コロナ禍以降では最高に。コロナ前の2019年に計上した82億1800万円(2018年は75億4900万円)に匹敵する額となった。

 まだ観戦の制限がかかったなか入場料収入は14億3900万円で、19年の23億円には及ばなかった。一方、コロナ禍の20・21年度に赤字を計上したなかで、22年は広告料収入が40億4800万円と「過去最大のパートナー収入」となった。

 グッズ収入は11億1900万円で、2006・2007年に次ぐ過去3番目の売り上げに。入場規制緩和による販売機会の増加とともに、コロナ禍で販売を伸ばしたEC、記念アイテム、選手プロデュース商品による収入が伸長した。

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 浦和は2022年度の決算内容は次の通り。

     21年度    22年度(単位:百万円)
営業収入    6,891   8,127
入場料収入      626   1,439
広告料収入   3,898   4,048
グッズ収入      841   1,119
Jリーグ分配金  471      580
その他(※1)    1,055    941
営業費用(※2) 6,990 7,700
事業費用        6,142 6,917
事業運営費      2,293 2,933
チーム運営費   3,849 3,984
(うち選手・監督・コーチ報酬)
      (3,089) (2,853)
一般管理費    848  783
営業利益     -99  427
経常利益      2  492
当期純利益             2    412

※「その他」には選手移籍関連収入、出場料、出演料、スクール会費収入、育成(アカデミー)関連収入などが含まれる。

※選手・監督・コーチ報酬は、22年度に限りトップチームの人件費のみ集計。2021年度以前は、育成・レディース報酬も含む。

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