山田直輝が湘南に覚悟の期限付き移籍、背番号10。「浦和レッズは僕の愛するチームであることに変わりません」
浦和対湘南戦、競り合う山田直輝(左)。古林将太(右)と再びチームメイトに。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
1年半ぶりに復帰。「緑と青の勇者になれるよう、日々精進します」
浦和レッズのMF山田直輝が7月24日、湘南ベルマーレに期限付き移籍することが決まった。両クラブが発表した。移籍期間は2020年1月31日まで。背番号は「10」。期間中、浦和との全ての公式戦に出場できない。
山田直輝は1990年7月4日生まれ、29歳。埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。168センチ、66キロ。これまでのキャリアは、北浦和サッカースポーツ少年団―浦和レッズジュニアユース―浦和ユース―浦和―湘南(2015-2017年、期限付き移籍)―浦和。
今季はJ1リーグ1試合、天皇杯1試合に出場。 通算成績はJ1リーグ82試合5得点、39試合5得点、ルヴァンカップ26試合3得点、ルヴァンカップ15試合4得点。
山田は次のようにコメントしている。
「このたび湘南ベルマーレへ移籍することとなりました。
まずは浦和に帰って来てからの1年半本当にありがとうございました。
浦和レッズに関わる全ての方々が僕を温かく迎えてくれ、応援して頂けたことに重ねて感謝します。そんななか、チームの力になれず、また道半ばでチームを離れることを申し訳なく思います。
浦和レッズは僕の愛するチームであることは変わりません。
これからは皆さんと同じ一サポーターとして、応援していきます。
まだまだサッカー選手として成長する山田直輝を少しでも応援して頂けたら嬉しいです。本当にありがとうございました」
また、湘南のファンとサポーターには次のようにあいさつしている。
「こんにちは、山田直輝です。
このたび湘南ベルマーレに加入することとなりました。また湘南ベルマーレでプレー出来ることを大変嬉しく、感謝しています。
湘南ベルマーレのために全力を尽くし、ビッグウェーブを作れるように頑張ります。
そして湘南でサッカー選手として、人間として成長出来ることを自分自身、楽しみにしています。
緑と青の勇者になれるよう、日々精進しますので、応援よろしくお願いします」
その言葉からは、期限付き移籍とはいえ、覚悟が伝わってくる。そして決意の背番号10。29歳の『浦和のハート』山田直輝が、湘南のファンとサポーターの心を再び、さらに熱く揺さぶるため全力で戦う。
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[文:サカノワ編集グループ]