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久保建英が今季4点目!「お辞儀」パフォ披露。奇跡の残留へ、マジョルカ希望つなぐ

マジョルカの公式ツイッター(@RCD_Mallorca)では、「ゴールへの挨拶」と日本語で、久保建英の“お辞儀”が紹介された。※twitterの@RCD_Mallorcaより

残留圏と暫定ではあるものの勝点3差で、残り3試合。

[スペイン1部 35節] マジョルカ 2–0 レバンテ/2020年7月9日(日本時間10日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 スペイン(ラ・リーガ)1部のRCDマジョルカがホームでの無観客試合、2-0でレバンテUDに勝利を収め、貴重な勝点3を掴んだ。レアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍中の日本代表MF久保建英は11試合連続のスタメン出場を果たし、84分に試合を決定づける2点目を奪ってみせた。

 リーグ戦は残り4試合で、1部残留を果たすためにはここで勝つしかないホームチームは、立ち上がりから主導権を握り、レバンテゴールに迫る。それでも相手の組織的な守備を崩し切れずにいた40分、この日絶好調だった右サイドバックのU-21スペイン代表ポゾのクロスに、コロンビア代表クチョ・エルナンデスがまさに渾身のヘッドで合わせて先制する。

 後半は一進一退の攻防を展開。1点のリードでは心許ないマジョルカだったが、84分、久保がセンターライン付近からドリブルで持ち込み右足で強烈なシュートを放つ。これはGKに弾かれたものの、マジョルカは2次、3次攻撃を展開。そしてサルバ・セビージャのシュートをGKが弾いたところ、駆け込んだ久保が左足で押し込み、チームに2点目をもたらした。

 ベンチまで走っていった久保は「お辞儀」をして、歓喜の輪を広げた。

 そのまま2-0で逃げ切ったマジョルカが2試合ぶりの勝点3を獲得。実に11試合ぶりの無失点勝利を収めた。

 久保は新型コロナウイルスの影響で中断する直前に行われた3月7日の27節・SDエイバル戦(〇2-1)以来となる、通算4点目を決めた(32試合出場、5アシスト)。

 マジョルカはリーグ9勝5分21敗の勝点32(37得点・59失点)で18位のままだが、1部残留圏内の17位エイバル、16位デポルティーボ・アラベスと暫定で勝点3差に迫った。

 残りは3試合。マジョルカは次節7月12日(日本時間13日5:00)、暫定4位のセビージャFCとアウェーで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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