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ハメス退団、久保復帰の現実味増す?レアルのジダン監督が「彼が出場を望んでいなかった」と欠場理由を明かす

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

アスレチック・ビルバオ戦、ハメス自身が欠場を直訴か。

 スペインメディア『アス』は7月5日、レアル・マドリードのMFハメス・ロドリゲスが前日に行われたスペイン1部リーグ・34節のアスレチック・ビルバオ戦(〇1-0)を欠場したことについて、その試合後の記者会見でジネディーヌ・ジダン監督が「彼の個人的な事情によって出番を望んでいなかった」と明かし、物議を醸している。

 この試合、レアル・マドリードは苦しみながらも74分に主将であるセルヒオ・ラモスのPKで先制。これが決勝点となって、1-0の勝利を収めて勝点77に伸ばし、2位FCバルセロナとの勝点4差をキープしている。

 しかし今回、7試合連続でメンバー入りしていた(そのうち3試合連続ベンチで過ごす)ハメス・ロドリゲスが欠場。その理由について問われたジダン監督は「彼の個人的な理由によってメンバー入りを望んでいませんでした」と語った。『アス』によると、さらに記者が具体的な理由を求めたところ、指揮官は「それが私たちの仕事です。これ以上話すつもりはありません」と明言を避けたということだ。

 今季バイエルン・ミュンヘンから復帰した28歳のコロンビア代表MFは今季これまで故障も多く、リーグ8試合(1得点・1アシスト)の出場に止まっている。昨年10月以降は、わずか同1試合しかピッチに立っていない。

 スペインのメディアの一部では、ジダン監督は来季、ハメス・ロドリゲスを放出し、RCDマジョルカにレンタル中の日本代表MF久保建英を復帰させたい意向であるとも報じられている。タイプは異なるものの、確かに同じ左利きの攻撃的MFで、右MF(右ウイング)を主戦場にしている点など共通項はある。

 ただし、ハメス・ロドリゲスは2021年6月までレアル・マドリードと契約を結んでいる。『アス』はこれまでに、新シーズン、複数年契約を結ぶハメス・ロドリゲス、ガレス・ベイルら高額なサラリーの選手を売却することがレアル・マドリードにとっての「最大のテーマ」で、それができれば、久保らレンタル組を復帰させたいというプランだとレポートしている。

 とはいえ、マジョルカで浮き沈みを経験しながらもレギュラーポジションを掴んだ久保も、ハメスのような“リザーブ要員”となることは望んでいないに違いない。

 加えてレアル・マドリードでは、EU圏外の外国人選手枠も出場機会に直結してくる。ただ、どのチームであっても競争は待っているものだ――。

 チームの連帯を重視するジダン監督とハメス・ロドリゲスの間に何かしら亀裂のようなものが生じている感もある。何よりレアル・マドリードが過渡期を迎えるなか、久保がいろいろな意味で「白い巨人」に必要とされ、迎えられる状況になってくるのか。スペイン1部リーグは、残り4試合だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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