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モドリッチがレアル・マドリードと1年契約延長を希望、クラブの意向は…

ルーカス・バスケスと喜びを分かち合うレアル・マドリードのルカ・モドリッチ。(Photo by Angel Martinez/Getty Images)

「まだ何の話し合いも行われていない」

 スペイン1部レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(Luka Modric)がさらに1年間、2024-25シーズンまで契約延長を望んでいるという。スペインメディア『マルカ』が4月22日に報じた。

 今年9月9日で39歳になるモドリッチは世代交代の進むなか、今シーズンの出場機会が激減している。それでもセビージャFC戦(〇1-0)では痺れる決勝ゴールを決め、先日のFCバルセロナとのクラシコ(〇3-2)ではキャプテンマークをつけてフル出場し3-2の勝利に貢献。先日のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2戦でもトータル45分間プレーして、チームをファイナルへと導いた。

 とはいえ一方、ベンチを温めるモドリッチの姿が、本人もそれを決して望んではいない――というのも事実だ。

『マルカ』によると、モドリッチはあと1年契約延長を希望しているという。しかし、クラブとは「まだなんの話し合いも行われていない」ということで、「あらゆるシナリオが排除されていない」そうだ。

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「レアル・マドリードのモドリッチ」として、このまま現役引退まで在籍するのか。それとも、新天地を求めるのか。

 ただ来季もマドリードは過密日程になるだけに、モドリッチの力は必要とされるはず。やはりサッカーはチームスポーツであり、この男の”偉大さ”は、チームメイトでもあるスーパースターたちにとって模範になっている。あとは本人の意向が尊重されそうだが、果たして!?