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乾貴士のエイバルが1部残留決定、久保建英マジョルカは敗れるも残留チャンスあり

マジョルカの久保建英(左)、エイバルの乾貴士(右)。(C)RCD_MALLORCA (C)SD_EIBAR クラブの公式ツイッターより

ビセンテ・モレノ監督「あと2試合、6ポイント取る」。

[スペイン1部 36節] エスパニョール 0-2 エイバル/2020年7月12日/RCDEスタジアム

 スペイン(ラ・リーガ)1部リーグ、SDエイバルがRCDエスパニョールに2-0の勝利を収め、1部残留を確定させた。日本代表MF乾貴士は2試合ぶりの先発を果たし、フル出場で勝利に貢献した。一方、RCDマジョルカは強豪のセビージャFCに0-2で敗れ、2部降格圏の18位のまま、残留圏にいるチームとの勝点差を縮めることはできなかった。残留を争うデポルティーボ・アラベスは現地時間の13日に試合が行われる。また16位のセルタ・デ・ビーゴとは4ポイント差で、わずかに生き残りの可能性を残している。

 左MFで先発した乾はボールをためて攻撃を作り、さらに先制点のPKを獲得するなど貢献。エイバルは6シーズン連続での残留を確定させた。乾は今シーズンこれまで27試合・1得点・4アシスト。

 一方、マジョルカはいいところなくセビージャに敗れて、リーグ9勝5分22敗の勝点32(37得点・61失点)。ビセンテ・モレノ監督は試合後に、「今日は上手くいきませんでしたが、明日になればグラナダ戦へ切り替えます。6ポイント(2連勝)が必要になります。まず明日の(グラナダ)の試合結果を見て、彼らが敗れれば、どのような計算が立つのか考えなければいけません」と語っている。

 中2日でのアウェーゲームとあって全体的にコンディションが厳しく、久保は87分までプレーしたが厳しいマークにもあい、2試合連続ゴールはならなかった。これまでの記録は、リーグ33試合・4得点・5アシストとなっている。

 次節7月16日(日本時間17日4:00開始)、エイバルはレアル・バリャドリードと、マジョルカはグラナダCFと、いずれもホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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