久保建英らに続く若手戦略。レアル・マドリードがローマの18歳レフティ獲得へ

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

左のスペシャリスト、カラフィオリ。フィオレンティーナ、パリSGも名乗りを上げるが、現実的な選択肢は…。

 イタリアの移籍専門サイト『トゥット・メルカート』は7月15日、スペイン(ラ・リーガ)1部のレアル・マドリードがセリエAのASローマ下部組織で主にプレーする18歳のイタリア人DFリッカルド・カラフィオリの獲得を検討していると報じた。さらにフィオレンティーナ、フランス1部(リーグ・アン)のパリ・サンジェルマンも補強を検討しているという。レアル・マドリードは、日本代表MF久保建英(RCDマジョルカに期限付き移籍中)、ブラジル代表FWロドリゴ、MFレイニエルらに続く若手戦略で、ローマ生まれの金の卵をも手に入れるのか。

 記事によると、5月に18歳の誕生日を迎えたカラフィオリは今季プリマヴェーラを主戦場に戦ってきた。しかしローマに対し契約更新する意思がないと伝えたという。ローマ生まれのレフティは、テクニックに加えパワーと運動量を兼ね備えた有望株。サッカー界では重宝される左利きによる左サイドのスペシャリストで、左サイドバックを主戦場にしている。

 レアル・マドリード、パリSGが獲得を検討していたところ、さらにフィオレンティーナも名乗りを上げたという。カラフィオリは、ローマからの500万ユーロ(約6億1000万円)の提示を拒否したそうだが、アメリカ人の富豪ロッコ・コミッソ氏がオーナーを務めるフィオレンティーナは本腰を入れて動いているという。

 レアル・マドリードは久保をはじめ、世界の最も優秀な若手タレントを獲得し、新時代の基盤を築くことを目指している。昨夏にはロドリゴと久保、昨冬にはヘイニエルを獲得。さらにこの夏にはスタッド・レンヌでブレイクした、アンゴラ出身のフランスU-21代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ(今年11月で18歳)の獲得を画策。しかし、レンヌは約100億円のオファーを拒否したと伝えられている。

 とはいえカラフィオリはローマのトップチームでの出場経験がなく(セリエAやヨーロッパリーグでベンチ入りを果たしている)、まだ未知数な部分も多い。レアル・マドリードに加入した場合には、カスティージャでのプレー、あるいは他チームへのレンタル移籍が基本線になりそうだ。そういった立ち位置になるのであれば、他の選択肢を選ぶ可能性も高まりそうだが……。久保とともに「白い巨人」のユニフォームを着て、“レフティ・コンビ”を結成する日は来るのか!?

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[文:サカノワ編集グループ]

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