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「最高レベルの久保建英」レアル・マドリードが狙う!?ヴィニシウスの負傷で…

日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

スペインメディアが報じる。フォワード3人では明らかに戦力不足。

 スペイン1部レアル・マドリードが冬の移籍マーケット、あるいは来シーズン、同リーグのレアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英の獲得を検討か――。

 スペインメディア『スポルト』は9月4日、「(主力級の)フォワードが3人しかいない。しかもヴィニシウスの負傷してしまった」と前線の選手層の薄さを課題に挙げ、そこで「現在最高のクオリティを示し、最も際立ったパフォーマンスを見せているのが久保建英だ」と、復帰を“推奨”するレポートを掲載した。何より「課題」を克服し、「ゴール前での精度が上がり、パフォーマンスは輝きを増している」と評価する。

 今季開幕からの活躍を受けて、22歳の日本人レフティは、より高いレベルにある「一線級のクラブ=ビッグクラブ」から注目を集めていると見ている。

 特にレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は現状のメンバーに満足しているものの、そういった層を厚くする補強の必要性も感じているという。

 何よりラ・レアルへの移籍に際し、レアル・マドリードは移籍金を抑えたことで、今後6000万ユーロ(約94億円)以上で久保を売却する場合、マドリードがその半額を得られるという「事実上の『保有権50パーセント』」を有していると言われる。また、他クラブへの移籍の話があった場合、まずレアル・マドリードに“先決”(先に移籍[復帰]するか決定できる)の権利もあるとされる。

 久保は昨季終了の段階で、レアル・ソシエダで引き続き戦うことを宣言。このあと自身初となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも挑むが、今はラ・レアルでの戦いに集中している。いずれにせよ、すでに3ゴール・1アシストを記録する久保がさらに活躍すればするほど、こうした「マドリード復帰」の期待は高まるだろう。

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 久保は日本代表の活動に合流。9日(日本時間10日深夜)にドイツ代表、12日にトルコ代表と対戦する。そのあとチームに戻ると、日本時間18日4時から、そのレアル・マドリードとのアウェーマッチを迎える。21日同4時からCLのグループステージ初戦、ホームでインテル・ミラノと対戦する。

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