【松本】水戸に2点差から追い付く。同点ヘッドの塚川孝輝「無我夢中で突っ込んだ」

松本山雅のサポーター(2019年4月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「山雅が点を取れていないのは、ボランチが要因」と自身の課題も挙げる。

[J2 5節] 水戸 2-2 松本/2020年7月15日19:00/ケーズデンキスタジアム水戸

 J2リーグの松本山雅FCは水戸に前半終了間際に2点先取されたものの、後半にセルジーニョと塚川孝輝のゴールで追い付き、2-2で引き分けた。勝点3を掴んで勢いに乗りたかったが、結果的に痛み分けに終わった。

 水戸は今季初先発のアレフ・ピットブルが前線でパワーを生かして起点を作り、そこに2列目が絡む厚みのある攻撃を展開。一方、松本はパスを散らして相手に的を絞らせず、そのなかで久保田和音のテクニック、髙木彰人のスピードなどを織り交ぜてゴールに迫ろうとした。

 すると前半終了間際、ゴール前の混戦からピットブルが倒れこみながらもボールを押し込み先制に成功。さらにアディショナルタイム、ピットブルのクロスに山田が渾身のヘッドで合わせて2点目を奪う。

 松本は後半開始から「3枚替え」で打開を試みる。するとこれが奏功し、60分、交代出場したセルジーニョがカウンターから抜け出してシュートを決め1点差に。さらに71分、鈴木雄斗のクロスに塚川がヘッドで合わせて2-2に。試合は結局、そのまま引き分けに終わり、勝点1を分け合った。

 塚川は試合後、「あってはならない失点でした。しかし後半、チームで『変えていこう』という話をして流れに乗れたので、あれが前半からしっかりできれば良かった。山雅が点(ゴール)を取れていないのは、ボランチからの配球が要因。もっと、そこのクオリティを上げないといけない。上位に行くには、そういったところにこだわってやっていかないとダメだと感じています」と語った。

 貴重な同点ゴールを決めたシーンについては、「あまり覚えていません」と振り返った。

「ボールが来たので無我夢中に突っ込んだ感じでした。周りに誰がいたかも分かりませんでしたが、あそこまでチームがつないだパスだったので、気持ちを押し込んだ感じで、入って良かったです」

 そう語る塚川は次節、観客動員が再開されたサンプロアルウィンで迎えるザスパクサツ群馬戦に向けて、「お客さんも来てくれるなかで、恥ずかしいプレーは絶対にできません。気持ちを見せたプレーでしっかり勝点3を取りたいです」と、気持ちを昂らせていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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