【浦和】「負けたあとが重要」橋岡大樹がFC東京戦の今季初黒星を“プラス”に変える
オンラインでの取材に応じた浦和の橋岡大樹。(C)SAKANOWA 協力:浦和レッズ
22日の柏戦へ前線を警戒。「強力なトップがいて、フィジカルも強くシュートのパンチもある」
J1リーグ浦和レッズのDF橋岡大樹が7月19日、オンラインによる取材に応じて、前日のFC東京戦(●0-2)を振り返るとともに、22日(19:30開始)のホームでの柏レイソル戦に向けた抱負を語った。
FC東京戦は4-4-2の右サイドバックとして先発し、68分でエヴェルトンと交代に。夏場の連戦であることも考慮されたが、ルヴァンカップを含め公式戦5試合続いていたフル出場がストップ。リーグ初黒星を喫するとともに、FC東京戦での不敗神話(2013年から黒星なし、2004年から味スタで敗戦なし)も途絶えた。
橋岡は「(FC東京戦の敗戦について)すごくもったいなかった。ただ今日、さっそく切り替えて、いい雰囲気で練習できました。次の試合が重要になってきます。負けたあとが重要。優勝を狙うためにも、もっとやらなければいけないと一段と気が引き締まりました」と語った。
22日は柏とホームで対戦する。5節では湘南ベルマーレとの撃ち合いの末、オルンガの2ゴールで3-2の勝利を収めている。
「強力なトップがいて、フィジカルも強くシュートのパンチもあります。ただ、相手うんぬんを今は正直あまり考えていなくて、まず自分たちができること。自分たちのサッカーをやっていこうという気持ちが強く、大槻さんが強調している、球際や走り切ること、基本的なベースを大切にできれば勝てると思います」
そのように橋岡は浦和の新スタイルを追求した先の勝利を目指していた。そのうえで21歳のディフェンダーは「ゴールは常に狙っています」とも意欲も示した。
浦和を支え、時に牽引する。橋岡の底知れぬタフさと負けん気の強さが、ここでこそ真価を発揮する。
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[取材・文:塚越始]