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【浦和】藤原優大、伊藤敦樹への期待を大槻毅監督が語る「身体的な強さと対話力が高い」「全く違和感がない」

来季の浦和への加入が内定した青森山田高校の藤原優大。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

FC東京戦に向けて、「『際』が重要になる」と一つひとつの対決の重要性を強調。

[J1 5節] FC東京 – 浦和/2020年7月18日19:00/味の素スタジアム

  J1リーグ浦和レッズの大槻毅監督が7月17日、クラブ公式の記者会見を行い、翌日のFC東京戦に向けて「勝負ごとに関わる、切り替え、球際、セカンドボール、そういったところが、流れを持ってくる大きな要素になってくる。『際』の部分が重要になってくると思っています」と一つひとつの対決を重要なポイントに挙げた。

 また、前日に来季加入内定が発表された青森山田高校のDF藤原優大への期待について、指揮官は次のように語った。

「練習参加してもらった時に話をしましたし、プレーも一緒にしてもらいました。非常に身体的な強さがあり、コミュニケーション能力についても、周りにものを伝える、ものを聞く能力が非常に高いと感じました。当然キャプテンをやるような能力を持っていますし、楽しみにしています」

 そのうえで、ここからの高校生活を大切にしてほしいともエールを送る。

「今はユース年代の大会の開催自体が難しくなり、プレミアリーグも地域ごとの編成になり、青森山田は東北のナンバーワンのチームになっていくと思います。そういった試合の中で1試合1試合、プレーする喜びとチームメイトとともに過ごせる時間から学ぶことは多いと思います。高校時代のそういった大事な時間、試合だけでなく、仲間とともに学ぶ人間性を高めて、プロの世界に来てほしいと思います」

 また、前日まで練習参加した同じく来シーズン加入の内定している流通経済大のMF伊藤敦樹についても期待を寄せた。大槻監督が浦和ユースで指導していた選手の一人でもある。

「大学に行って、すごくいい経験をしてレッズに戻ってきてくれたと思います。具体的には、まず1年生から試合に絡めたこと。また、新たなポジションで守備者としての経験を積めたことも良かったと思います。昨日までの練習参加のみならず、キャンプの時からまったく違和感なくやってくれていました。さらに慣れて強度が出てくると、すごくいいのではないかと思って見ています」

 そのように大槻監督は、大きな希望を抱いていた。

 浦和は2021シーズン、藤原、伊藤、さらに中央大の大久保智明の加入が内定。高校・大学それぞれで高い評価を得てきた選手の獲得に成功している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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