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レアル・マドリードが「異例の移籍市場」。久保の復帰はハメスやベイル次第?

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ビッグネームの「売却優先」。スペインメディア『アス』は、久保についてレンタル延長が既定路線と報じる。

 スペインメディア『アス』は7月21日、レアル・マドリードの移籍市場の動向に関するレポートを掲載し、「異例の移籍市場。売却が優先され、補強は行われない」と伝えた。クラブはガレス・ベイル、ハメス・ロドリゲス、マリアーノ・ディアス、ルーカス・バスケスの売却を優先し、補強ではなくローン組の復帰を優先させるという。RCDマジョルカに期限付き移籍していた久保建英は、現状であれば、あと1年、レンタルされる可能性が高いという。

 記事によると、クラブフロントはトップチームの高いパフォーマンスとローン組のクオリティの高さを考慮。この新型コロナウイルスの影響を受けた厳しい経営状況を、「大型補強なし」で乗り越えるように努めるという。

 とはいえ、トップチームと契約を結ぶ36人全員を雇えるわけではない。そこで、上記4選手をはじめとする高額なうえ出場機会を得られずにいる選手の放出、右サイドバックやゴールキーパーなどバックアップメンバーの復帰(アルバロ・オドリオソラ、アンドリー・ルニン)が優先される。

 ただし、複数年契約を結ぶベイル、マリアーノは買い手がつく見通しが立たず、本人も残留を希望しているという。

  また、久保らローン組については、「ルカ・ジダン(ラシン・サンタンデール)、ヘスス・バジェホ(グラナダCF)、セルヒオ・レギロン(セビージャFC)、オスカル・ロドリゲス(CDレガネス)、ボルハ・マヨラル(レバンテUD)は売却を模索している(保有権の50パーセントは維持)。一方、久保、ヘイニエル、ブラヒム・ディアスは購入オプションなしでローンされることを望んでいる」と触れている。

 他のスペインメディアでは、ロドリゴにも期限付き移籍の噂があり、パリ・サンジェルマンはヴィニシウス獲得を模索しているという。さらにはエデン・アザールもコンディション的に、なかなか計算の目処が立たずにいる。

 レアル・マドリードは選手層が薄くなりそうなポジションにレンタル組を復帰させていくという方針を示す。それだけにベイルやハメス・ロドリゲスらの動向も関係してくるが、久保が一旦プレシーズン、「白い巨人」に復帰することはあり得るだろう。ただ久保サイドがキャンプなどチーム作りの早い段階からの参加を優先するならば、レンタル先の選定を進めていることも考えられそうだ。あとは、何よりレアル・マドリードを率いるジンディーヌ・ジダン監督の来季に向けた「構想」も大きく影響してくる。

関連記事:ベティスが久保建英とオスカル・ロドリゲスの獲得検討。いずれもレアル・マドリードからのレンタル組

[文:サカノワ編集グループ]

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