【横浜FM】ドイツ移籍決定の遠藤渓太は太ももの違和感で交代「大事には至らないと思う」

横浜FMの遠藤渓太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

連戦の影響か…17分で交代、チームは札幌に1-3で逆転負け。しかし遠藤は「準備を怠ったわけではない」と前を向く。

[J1 7節] 札幌 3-1 横浜FM/2020年7月26日/札幌ドーム

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin )への1年間の期限付き移籍が発表された横浜F・マリノスの日本代表MF遠藤渓太が、離日前最後となる北海道コンサドーレ札幌戦に先発出場した。しかし太ももに違和感を抱き、大事をとって17分に交代した。遠藤は試合後のオンラインによる記者会見に応じ、「もちろん自分にとって最後の試合ではありましたが、正直、このままプレーしてもチームに迷惑をかけると感じました。大事には至らないと思います」と語った。

 左ウイングとしてリーグ4試合連続で先発した遠藤だが、天野純、駒野善成と両チームともに1点ずつ取り合った直後、左の太ももを押さえて、大津祐樹と交代する。試合はその後、札幌が18分に荒野拓馬、89分に金子拓郎と2点を奪って逆転。アウェーに乗り込んだ横浜FMは、遠藤のラストゲームを白星で飾ることができなかった。

 遠藤は「違和感を持ちつつも、10分ぐらいはプレーを続けました。正直この違和感を感じつつプレーを続けてもチームに迷惑を掛けると思いました。もちろん自分にとっては最後の試合だという認識はありましたが、そこでチームの力になれないのであれば出ても仕方ないと思い、自分から交代してもらうように伝えました」と語った。

 悔しいラストゲームにはなってしまった。新型コロナウイルスによる中断明けに続いた連戦による影響もあっただろう。ただ、遠藤はこの現実を受け止めて、前を向いていた。

「そんなに大事に至るケガではないと思っています。もちろん検査をしてみないと分かりませんが。とはいえ仕方がないですし、自分が何か準備を怠ってきたわけではないので、こればかりはしょうがない。こうしたことも向こう(ドイツ)であるかもしれないと受け止めてやれればと思います」

 そのように22歳のドリブラーは語った。

 また、左足を振り抜き鋭い先制点を決めた天野純は、横浜FMの下部組織出身の後輩でもある遠藤に対し、「僕はやりきれない思いで海外(ベルギー)から戻ってくる状況になりましたが、彼はもっと上の舞台であるブンデス1部に、若い時に行けることを羨ましくも思います。後悔のないように思い切ってプレーして、上を目指してほしい。ダメだったらマリノスに戻ってくればいい」と背中を押した。

 遠藤の移籍期間は2021年6月30日まで。ファンとサポーターに向けて、28日19時30分から「横浜F・マリノス公式YouTubeチャンネル」で、 YouTube Liveの実施を予定している(ケガの状況にもよりそうだ)。

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[文:サカノワ編集グループ]

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